高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード:2676、以下「当社」)がプラチナパートナーとして販売を行うクラウド型統合セキュリティプラットフォームVerkadaが、革新的な新機能「Animal Detection(動物検知)」の提供を開始したことを発表します。
昨今、市街地や住宅地での熊の出没が増加し、全国でその被害は深刻化しています。VerkadaのAIカメラによる動物の自動検知で、獣害リスクを未然に防ぎ、安心できる環境の構築を支援します。

※Verkada command(AIカメラ監視画面)にて、犬を検知し、軌跡結果を表示している例
【Animal Detection(動物検知)の特長】
野生動物の侵入を検知することで、施設の安全性を大幅に向上させることを目的にした機能です。
VerkadaのAIカメラは、人物分析や車両検索、そしてモーション検索(監視エリア内の一般的な動きや軌跡を識別)により、特定の動作や事象を迅速かつ正確に把握ができます。今回の新機能により、Verkadaユーザーが利用できるクラウド管理画面(Command)にて、人、車両、モーションに加えて、動物の検知を即座に通知できるようになりました。
検知できる動物対象は、四足歩行の動物(例:熊、犬、猫、猪、狸、狐、等)で、動物が接近、うろつき、または仮想ラインを横切った動きを検知し、特定のユーザーへ通知されます。
※本機能は、クラウド管理の強みを活かし現在Verkadaをご利用のすべてのお客様にて追加費用なくご利用可能です。
【Animal Detection(動物検知)の利用イメージ】
カメラの監視エリア内に野生動物を検知した際、メール、テキストメッセージ、プッシュ通知が送信されるので、現場から離れていても“いつでもどこからでも”関連するカメラ映像を確認し、必要な対応や予防策をいち早く実施できます。

※Verkada command(AIカメラ監視画面)例 ※設定画面よりAI動物検出機能が選択可能です
【Animal Detection(動物検知)の今後の展望】
・ 工場や倉庫での駐車場・敷地内での安全確保
危険動物の出没を検知した際には警備員や管理者にアラート通知し、作業中の作業員やトラック運転手の安全を確保します。また、製品の製造・保管エリア、原材料倉庫、搬入口など、衛生管理が特に求められる区域への侵入を検知、侵入経路を特定し、速やかに封鎖・駆除対策を行うことで、衛生基準遵守を支援します。
・ 商業施設・店舗での安全対策
敷地の境界、駐車場、搬入口、自動ドア周辺などに設置し、熊、猪、猿などの大型危険動物の接近や侵入をリアルタイムで検知します。施設管理者や警備会社へ緊急アラートを送り、迅速な避難誘導、自動ドアを手動化して閉鎖するなどの立ち入り制限、自治体への通報に繋げます。また危険動物以外にも、狸などの小型害獣によるゴミ荒らしや商品損傷を検知します。
・ 登下校の安全管理
通学路や校舎裏の山林に近い場所に設置し、登下校時間帯の危険動物の出没を監視します。危険動物を検知した場合、校内放送や保護者への緊急メールを通じて即座に警告を発し、子どもの安全を確保します。
・ 観光地・レジャー施設の安全管理
キャンプ場、登山道の出入口、市街地との境界線付近などに設置し、熊などの出没をいち早く検知し、利用者への注意喚起や避難誘導に繋げます。
・ 交通インフラへの動物侵入検知
鉄道線路沿いや高速道路の周辺、トンネル出入口などに設置し、熊・鹿などの野生動物の侵入をリアルタイムで検知。同時に管制室や運転士へ通知し、衝突事故や遅延の未然防止に役立ちます。
【クラウド型統合セキュリティプラットフォームVerkadaとは】
AIクラウドカメラを活用し、入退室システム、環境センサ―、来訪者管理、メールルームといった施設の安全安心をスマートに一元管理できるセキュリティプラットフォームの製造および販売。2016年に設立され、現在では世界33,000社を超える企業に採用されています。
Verkada:https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/ipcamera/verkada_lp/
高千穂交易株式会社について(Webサイト:https://corp.takachiho-kk.co.jp/)
高千穂交易は、1952年創業の独立系技術商社です。クラウドサービス、商品監視や入退室管理などのシステム、サイバーセキュリティ、半導体・機構部品などのデバイスを取り扱い、コンサルティングから開発・設計、設置、保守サービスまでをワンストップで提供しています。
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