大学生が演劇で“居場所づくり”を問いかける。追手門学院大学 舞台表現プロジェクトSTEP第15回公演『ひだまり荘へようこそ』 - PR TIMES|RBB TODAY
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大学生が演劇で“居場所づくり”を問いかける。追手門学院大学 舞台表現プロジェクトSTEP第15回公演『ひだまり荘へようこそ』

 身近にありながら、気付けていなかったり、深く知らなかったりする社会問題を題材とした表現活動を行う追手門学院大学(略称:追大、大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の舞台表現プロジェクト(通称:STEP)が、第15回公演『ひだまり荘へようこそ』を上演します。
 本作は、さまざまな事情を抱える人々が集う旅館「ひだまり荘」を舞台に、「家庭内暴力(DV)」と「サードプレイス(第三の居場所)」を扱い、“居場所”の本質を描く作品です。公演は2025年12月4日(木)から7日(日)に追手門学院大学安威キャンパスで開催し、12月27日(土)には静岡県藤枝市の「ひつじノ劇場」でも上演を予定しています。


STEP第15回公演『ひだまり荘へようこそ』

 
 脚本を手がけた橋本知哉さん(社会学部2年)は、幼少期から両親の転勤に伴い転校を繰り返す中で、人それぞれの「居場所」について考えるようになりました。本作では「サードプレイス(第三の居場所)」をテーマに掲げ、社会学部で学んだ家庭内暴力(DV)やフリーター問題の知見を織り交ぜながら、人にとっての“居場所とは何か”を描き上げています。
 橋本さんは「僕にとって“居場所”とは、人との関係が生み出すもの。転校時には孤独を感じたこともあったが、積極的に関わりを持つことで、そこを自分の居場所へと変えることができた。作品を通して、“居場所がどう生まれるのか”を感じ取ってほしい」と語ります。
 公演は追手門学院大学茨木安威キャンパスで開催するほか、12月27日(土)には静岡県藤枝市の「ひつじノ劇場」でも上演を予定しています。

<作品のあらすじ>
 物語の舞台は、夫婦で営む旅館「ひだまり荘」。そこには、売れない漫画家や社会から逃げ込んだ青年など、心に傷を抱えた人々が集まっていた。主人公ハルト(14)は家庭内暴力によって深い傷を負い、自分の居場所を見つけられずにいる。ある日、旅館を訪れたカナタ(16)もまた暴力の記憶を抱えており、二人は互いの痛みを通して少しずつ心を通わせていく。やがてハルトの母が現れ、息子を連れ戻そうとする中で、人々が自らの過去と向き合う姿を描く。観客に“居場所”とは物理的な空間ではなく、人との関わりの中で生まれるものであることを問いかける。

◆公演情報 / 第15回公演「ひだまり荘へようこそ」
【公演日時】2025年12月4日(木)、5日(金):開場18時00分/開演18時30分
      2025年12月6日(土)、7日(日):開場13時30分/開演14時00分
【会  場】追手門学院大学 茨木安威キャンパス学生会館2階展示室(茨木市西安威2丁目1番15号)  
【申込方法】観覧料無料・予約フォームから予約  https://stage.corich.jp/stage/410785
【出  演】追手門学院大学 舞台表現プロジェクト1~4年生の学生42名
【脚本/演出】追手門学院大学 社会学部2年 橋本 知哉 / 社会学部 横田 修 教授

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