Hacobu、物流×AI活用の実態調査リポートを発表 - PR TIMES|RBB TODAY
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Hacobu、物流×AI活用の実態調査リポートを発表

LOGISTICS TODAYと共同調査。AI活用は3割にとどまるも、導入意欲は9割超。

データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobuは、物流ニュースサイト『LOGISTICS TODAY』と共同で、全国の荷主企業・物流事業者232社・268名を対象に「物流×AIに関する共同調査」を実施し、この度、本調査結果をまとめたリポートを発行したことをお知らせします。

本調査では、AIを業務に活用している企業は全体の36.6%にとどまる一方で、95%以上の企業が今後の導入に前向きであることが分かり、AIの導入意欲と現場での実装との間にギャップが存在していることが浮き彫りになりました。

Hacobuは、こうした結果を踏まえ、現場に寄り添ったAIの機能開発や導入・活用支援をさらに強化していきます。SaaS・システムインテグレーション・コンサルティングの三位一体で、AIを物流現場のパートナーとして活かすことで、働く人の可能性を広げ、より持続可能で創造的な物流の未来を目指していきます。

Hacobuリポート『物流×AI活用に関するLOGISTICS TODAY×Hacobu共同調査(全16頁)』の全リポート内容はこちら>>https://hacobu.jp/form/document-wp-ai-utilization-survey-2025/



LOGISTICS TODAY×Hacobu共同調査:AI活用企業は3割、導入意欲は9割超。人材と実装が壁
【調査概要】
調査タイトル:物流におけるAI活用に関するアンケート(LOGISTICS TODAY×Hacobu 共同調査)
調査期間:2025年10月16日~10月29日(15日間)
有効回答数:268名(232社)
調査手法:全国の荷主企業や物流事業者を対象に、LOGISTICS TODAY、Hacobuの会員登録者を中心にインターネット調査を実施

回答企業(一部):SBSホールディングス、NEC、F-LINE、イオントップバリュ、オカムラ、川崎重工業、関東いすゞ自動車、京セラ、近鉄エクスプレス、鴻池運輸、昭和産業、商船三井ロジスティクス、住友精化、セブンイレブンジャパン、センコー、ゼリア新薬工業、双日、ソフトバンク、ダイキン工業、大和ハウス工業、大友ロジスティクスサービス、ニッスイ(日水物流)、日立製作所、日野自動車、日本郵船、富士電機、ファミリーマート、ホクシン、本田技研工業、三井物産、三菱倉庫、全日本食品、ヤマザキビスケット、ヤマト運輸、郵船ロジスティクス、リコージャパン、ロッテ、ロピア等
※順不同 ※「株式会社」などの法人種別を省略




【主な調査結果】調査の全文はこちらから>>
https://hacobu.jp/form/document-wp-ai-utilization-survey-2025/

・AIを業務で活用している企業は36.6%にとどまる一方、95%以上の企業が導入に前向き。
AIを「積極的に活用」、「一部で活用」していると回答した企業は合計36.6%で、過半数がAIを活用・導入していないことが明らかになった。



今後のAI活用意欲については「積極的に活用したい」52.6%、「機会があれば活用したい」43.3%となり、全体の95%以上が前向きな姿勢を示しました。



・導入の壁は「AIを使いこなせる人材がいない(50.4%)」「効果が見えにくい(47.4%)」
AI導入のハードルでは「AIを使いこなせる人材が社内にいない(50.4%)」がトップ、続いて「効果が分かりにくい(47.4%)」、「ツール選定が難しい(38.1%)」、などが挙げられました。



・AIを活用したい業務「配車の自動化・標準化」が最多
AIの活用に関心がある、または既に活用している業務について質問したところ、最も多かったのは「配車の自動化・標準化(37.3%)」、次いで「データ分析に基づく経営判断の支援(36.6%)」、「在庫管理や需要予測(35.8%)」など、計画策定や経営分析分野への関心の高さが伺えた。物流業務における計画・分析・事務処理をAIで高度化したいニーズが強いことが明らかとなった。



・AI関連のツールやサービス選定で重視するのは「物流業務への理解」
AI関連のツールやサービスを選ぶ際に最も重視する点について質問したところ、「物流業務への理解度や実績(31.7%)」が最多となった。AI活用においては、物流業務や現場への理解・実績が最重要視されている。



・データ活用の現状は「集めているが活用できていない(38.8%)」「活用しているが不十分(40.7%)」。
日々の業務データの活用度では「ある程度活用しているがもっと活かせるはずだ(40.7%)」、「データは集めているがほとんど活用できていない(38.8%)」が上位となり、データ収集と利活用の間に大きなギャップが存在しています。



Hacobuリポート『物流×AI活用に関するLOGISTICS TODAY×Hacobu共同調査(全16頁)』の全リポート内容はこちら>>https://hacobu.jp/form/document-wp-ai-utilization-survey-2025/
考察
今回の調査では、物流業界におけるAI活用の“現在地”と、今後に向けた課題や可能性の両面が見えてきました。AIを業務に活用している企業は全体の36.6%にとどまり、活用意欲は高い一方で、実装との間に明確なギャップがあることが分かりました。

導入の壁としては、「AIを使いこなせる人材がいない」(50.4%)、「効果が見えにくい」(47.4%)が上位に挙げられており、AIを導入・運用できる人材の確保と、効果を可視化する仕組みづくりが求められていることがうかがえます。

AI導入の目的が「作業の効率化・時間短縮」に集中している現状からも、AIの価値を単なる自動化にとどめず、戦略的な意思決定や新しい働き方へとつなげていく体制整備が、今後の重要なテーマになると考えます。

また、データ活用に関しては、「集めているが活用できていない」(38.8%)、「活用しているが不十分」(40.7%)が約8割を占め、データをAIに活かす段階まで進んでいない企業も一定数存在することが分かりました。AI活用を支える基盤としてのデータ整備・可視化・連携の重要性が、改めて浮き彫りになったといえます。

AI関連ツールの選定においても、「物流業務への理解や実績」が重視されており、現場に寄り添いながら課題を共に解決できるパートナーやベンダーの存在が、AI活用を進めるうえで大きな要素の一つになっていることがうかがえます。

Hacobuは、クラウド物流管理サービス「MOVO」シリーズを通じて、AIの現場活用を推進しています。
直近では、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」に、AI配車支援機能を搭載(https://hacobu.jp/news/17794/)。さらに、依頼先・依頼金額の自動提案機能(https://hacobu.jp/news/17967/)を実装しました。また、「物流現場にAIを、エッセンシャルワーカーに翼を。」をコンセプトに、物流×AIの実験場「MOVO AI Lab」を公開し、第一弾として「データ分析エージェント for MOVO Berth」をリリースしました(https://hacobu.jp/news/17425/)。

こうした取り組みを更に加速させ、Hacobuは、SaaS・システムインテグレーション・コンサルティングの三位一体で、AIを物流現場のパートナーとして活かすことで、働く人の可能性を広げ、より持続可能で創造的な物流の未来を目指していきます。

「物流×AIの最前線 200社の実態調査から見えた、改革のヒント」オンラインセミナー開催



本調査をもとに、物流領域におけるAI活用の最新動向と、実装フェーズに進むための具体的なステップを、豊富な事例を交えながら分かりやすく解説します。登壇者は、Hacobu 取締役COOであり、システムインテグレーション・AI導入支援「Hacobu Solution Studio」を率いる坂田 優です。

■開催概要
- 日時:2025年12月16日(火)13:00-14:00
- 場所:オンライン
- 費用:無料

https://www.go.movo.co.jp/WebSeminar20251216_AI200_SPSeminar_LP.html
株式会社Hacobuについて
クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」、システムインテグレーション・AI導入支援「Hacobu Solution Studio(ハコブ・ソリューションスタジオ)」を展開。5年連続シェアNo.1(※1)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」、AI発注・輸送最適化サービス「MOVO PSI」などのクラウドサービス、ドライバーの働き方を変えるスマホアプリ「MOVO Driver」の提供に加え、物流DXパートナーとして企業間物流の最適化を支援しています。https://hacobu.jp/
※1 出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2024年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/03240/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア

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