DUMSCO、「ハカルテ乳がん白書2025」を発表 - PR TIMES|RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

DUMSCO、「ハカルテ乳がん白書2025」を発表

約6割が「副作用が予想より辛かった」と回答。乳がん患者272名の声から見えた、治療の現実と社会に望む支援

株式会社DUMSCO(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:西池成資、以下 当社)は、『ハカルテ乳がん白書2025』を発表しました。本白書は、当社が運営するがん患者サポートアプリ「ハカルテ」をご利用いただいている乳がん患者さんを対象に実施した調査結果をまとめたもので、272名の患者さんに回答いただきました。乳がん治療を経験する患者さんのリアルな声から、治療による副作用や生活への影響、社会・企業への要望などが明らかになっています。




『ハカルテ乳がん白書2025』の全文はこちら
https://note.com/hakarute/n/n35abe536d05b


【概要】
■レポート名称:『ハカルテ乳がん白書2025』
■調査期間:2025年10月
■調査対象:がん患者向けアプリ「ハカルテ」を利用する乳がん患者さん
■有効回答数:272名

【※以下、『ハカルテ乳がん白書2025』より一部を抜粋・要約】

■治療の現実:約6割が副作用が「予想より辛かった」と回答

「治療中に特につらかった副作用」を尋ねたところ、過半数が「疲れ・だるさ」「脱毛」を挙げるなど、様々な症状が報告されました。また、副作用について「予想していたつらさと比べて実際はどうだったか」を尋ねたところ、「予想よりはるかにつらかった」(27.9%)と「予想より少しつらかった」(29.8%)を合わせて、57.7%の方が「予想よりつらかった」と回答しました。
この結果から、どのような副作用がどの程度出るのか、副作用が出た場合の対処方法や出来るセルフケア、日常生活との両立などについて、治療開始前にしっかりと情報提供を行う必要性が示唆されました。






■治療による影響:約7割が「仕事や学業への影響が大きかった」と回答

治療が生活や仕事に与えた影響について、1(ほとんど影響なし)~5(非常に大きな影響があった)の5段階で尋ねたところ、「5(非常に大きな影響があった)」が38.2%、「4」が25.7%となり、合わせて約7割の方が「影響が大きかった」と回答しました。また、「影響の大きかったもの」については、約7割の方が「仕事・学業」を挙げました。治療と仕事の両立は、多くの患者さんにとって大きな課題であり、体調の変化や通院に伴い勤務環境の調整が必要となるケースが少なくありません。本結果から、治療と生活の両立をより柔軟に支援するための企業による取り組みの重要性が改めて示されました。






■乳がん患者さんから社会への提言

乳がんを経験して、社会や企業、自治体などに対して「もっとこうしてほしい」と思うことについて、多くの切実なご意見をいただきました。
- 経済的負担の軽減(金融・保険・助成金)
- - 「経済的負担が想像以上に大きい」との声が多く、高額療養費制度の支援があるものの、治療費の負担の重さは依然として課題です。
- - ウィッグやアピアランスケア用品の助成金について、「上限額の引き上げ」や「自治体間の差の是正」を求める声が多く寄せられた他、生活の質に直結するケア(リンパ浮腫外来、頭皮冷却、脂肪移植による再建など)の保険適用を望む声も寄せられました。

- 「仕事と治療の両立」への理解と制度
- - 患者さんからは、治療と両立できる柔軟な働き方(短時間勤務、フレックス、テレワーク)の導入や、通院休暇・病気休暇の整備、非正規の休業補償の必要性、さらには上司・人事の理解促進など、職場の正しい理解を求める声が多数寄せられました。

- 検診の推進と、社会の「正しい理解」
- - 「マンモグラフィだけでなくエコーもセットにしてほしい」「30代から(20代から)補助対象にしてほしい」「2年に1回でなく毎年受けたい」といった早期発見のための検診制度改善の要望の声が多く見られました。
- - また、「治療は手術で終わりではない。ホルモン療法も辛い」「見た目は元気でもしんどいことがあると知ってほしい」といった『見えない辛さ』への理解や、「乳がんは軽い癌との認識があるが、実際は違う」「怪しげなエビデンスのない情報をなくしてほしい」といった『正しい情報の普及』の必要性も指摘されています。


■治療生活と「ハカルテ」の役割

本調査では、「ハカルテ」の活用状況も調査しており、多くの患者さんが副作用や体調の記録、服薬管理、診察時の共有に活用していました。ハカルテ導入以前は、ノートや手帳、スマホのメモ、他のメモアプリを併用していた方が多く、中には「特に何もしていなかった」という方もいました。利用者からは、(ハカルテを使うことで)「病院で症状の記録を見せると共に、主治医に話すことのポイントの整理を事前にできて、診察がスムーズになった」「次回の抗がん剤治療の時にいつくらいからしんどくなるか分かってよかった」「吐き気が強い時の食べられた物をメモに残すことで栄養管理に役立てる」など、治療生活の改善につながる声を多くいただきました。








より詳細な情報は、ハカルテ公式note上に掲載されている『ハカルテ乳がん白書2025』をご覧ください。(https://note.com/hakarute/n/n35abe536d05b

今回の調査では、乳がん治療が患者さんの生活に非常に大きな影響を与えていること、そして多くの方が乳がんと闘いながら、仕事など日々の生活と向き合っている現実が改めて浮き彫りとなりました。

当社は今後も「ハカルテ」を通じて、がん患者さんの治療生活をサポートしてまいります。

がん患者サポートアプリ「ハカルテ」について



ハカルテは、誰もが簡単に継続的な体調管理を行えるよう、ユーザー目線に立った開発・改善を重ねている点が特徴です。体調の記録から分析まで、包括的な健康管理機能を提供し、ユーザーが自分の健康状態を正しく把握し、より主体的に健康管理に取り組めるようサポートすることで、QOL(生活の質)向上に寄与することを目指しています。
今後は健康アドバイス機能の提供や、医療従事者との相談機能なども追加していくほか、アプリ内で健康に関する情報提供なども行い、より広くユーザーの健康をサポートできるアプリを目指してまいります。



詳細は下記をご確認ください。
ハカルテWebサイト
https://hakarute.com/
ハカルテ公式note
https://note.com/hakarute/
SNS(がん患者さんに役立つ情報を発信しています)
https://www.instagram.com/hakarute/
https://x.com/hakarute

株式会社DUMSCOについて

「持続可能なパフォーマンスをデザインする」をミッションに、データ分析とテクノロジーで課題を解決するべくサービス開発や企業向け生産性向上コンサルティングを提供しています。
ハカルテ事業にとどまらず、前身アプリが300万DLを突破しリニューアル後もユーザー数を伸ばしているセルフコンディショニングアプリ「Habitone」、toB向けストレス測定アプリ「ANBAI」、ポーラメディカルと共同開発している熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」など、さまざまな事業を展開しています。

コーポレートサイト
https://dumsco.com/



企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
page top