Advancedについては従前取得していた保証を改めて更新・再取得し、さらにこのたび無償版の炭素会計プラットフォームである、Proについても同様に第三者保証を取得しました。これにより、当社プラットフォームをご利用のお客様およびステークホルダーの皆さまに対し、データの正確性・透明性・監査可能性に関して一層の安心をご提供いたします。

近年、企業を取り巻く気候変動対応・脱炭素経営の要請は益々高まっており、特に「スコープ1・2」だけでなく「スコープ3」を含むサプライチェーン全体のGHG排出量算定・開示が世界的に求められています。
当社では、これらのニーズに対応すべく、企業・金融機関を含む幅広い組織向けに、AdvancedおよびProのプラットフォームを展開してまいりました。Advancedはフル機能版、Proは無償での提供を行い、スモール・ミディアムエンタープライズ(SME)や非営利団体にも利用機会を広げています。
プラットフォームとしての信用性・データ信頼性を高めるため、第三者保証の取得は不可欠であると判断し、ソコテックと検証を進めてまいりました。ソコテックは、GHGを始めとするサステナビリティ情報全般に対する第三者保証において豊富な実績を有しています。
【取得概要】
対象:Advancedプラットフォーム、Proプラットフォーム
実施機関:ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社
保証範囲:当社プラットフォームにて算定・報告される温室効果ガス(GHG)排出量におけるScope1,2及び3カテゴリ1~15に関する排出量算定機能が、GHGプロトコルやPCAFなどの国際基準に基づき「重要な点において規準に適合していること」の限定的保証をISO14064-3の要求事項を参照したソコテックの妥当性確認手順にて受けるものとします。
・Persefoni Advanced
同算定システムの使用者が定めたGHG排出量の算定範囲におけるScope 1、Scope 2、Scope 3カテゴリー1~15に関する排出量が規準となるGHGプロトコル「Corporate Accounting and Reporting Standard」、「GHG Protocol Scope 2 Guidance」、GHGプロトコル「Corporate Value Chain (Scope 3) Accounting and Reporting Standard」及び「PCAF (2022). The Global GHG Accounting and Reporting Standard Part A: Financed Emissions. Second Edition.」に基づいて適切に算定・出力されるものとして設計されているかについて
・Persefoni Pro
同算定システムの使用者が定めたGHG排出量の算定範囲におけるScope 1、Scope 2、Scope 3カテゴリー1~15に関する排出量が規準となる「Greenhouse Gas Emissions Disclosure requirements applying IFRS S2 Climate‑related Disclosures」(非金融機関に限定)に基づいて適切に算定・出力されるものとして設計されているかについて
目的:お客様およびステークホルダーに対して、当社プラットフォームが提供するデータおよび算定結果が、信頼に足るものであるという第三者の検証を得ることで、プラットフォーム利用時の安心・透明性を確保する。
取得タイミング:Advancedは今回更新取得、Proは初回取得(2025年度分算定データより適用)
妥当性確認期間:2025年11月1日~2026年10月31日
今後の展開:保証取得後も、データインテグリティ・監査対応機能・開示支援機能を継続的に改善し、次期更新時には保証範囲の拡大検討を行います。
Persefoniは企業・金融機関・自治体・非営利団体を問わず、あらゆる組織のサステナビリティ開示を一層支援し、透明で信頼性の高い情報開示社会の実現に貢献してまいります。
パーセフォニについてpersefoni.com
パーセフォニは、気候変動管理・炭素会計プラットフォーム(CMAP)のリーディングカンパニーです。企業や金融機関は、国際的な炭素会計基準であるPCAFやGHGプロトコルに対応する当社のSaaS型ソリューションを利用することにより、国内外のステークホルダーや規制当局が求める気候変動に関する情報開示業務を、高い信頼性、透明性、利便性をもって行うことができます。パーセフォニのプラットフォームは、「炭素分野のERP(経営資源を統合的に管理し、経営の効率化を図る手法)」であり、スコープ1から3までの(自社や国内外のサプライチェーン全体での)炭素管理の一元化を実現し、企業は従来の経理業務と同様の厳密さと信頼性をもって、炭素会計・管理業務を進めることができます。
<報道関係者お問い合わせ先>
パーセフォニジャパン 広報
Email:reply@persefoni.com
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