セキュア、ヘッドウォータースと無人店舗運営における課題を解決するAIエージェントソリューションを共同開発 - PR TIMES|RBB TODAY
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セキュア、ヘッドウォータースと無人店舗運営における課題を解決するAIエージェントソリューションを共同開発

「SECURE AI STORE LAB 2.0」がAIカメラによる骨格検出技術とAIエージェントで進化

「AI(画像解析)×セキュリティ」で企業の課題解決のためのビジネスソリューションを提供する株式会社セキュア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:谷口 辰成、証券コード:4264、以下「セキュア」)は、AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)と共同で、無人店舗運営 における主要課題を解決するAIエージェントソリューションを開発しました。



本ソリューションは、未来型無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」(※1)での実証を通じて培った技術を基盤に開発されました。骨格検出により来店客の行動データを高精度に取得し、これまで定性的にしか捉えられなかった購買行動を定量データ化して活用します。このデータ活用によって商品陳列や販促施策、レイアウト改善など、無人店舗運営の意思決定を高度化します。
さらに、生成AI(GPT-5)による自律運営とAzure AI FoundryでのGrokモデル活用(※2)により、顧客行動や店舗状況をリアルタイムで分析し、安全な基盤上で即時に施策を実行。これまで構想段階にあった無人店舗運営を実装レベルへと進化させます。

■無人店舗運営における3つの課題と解決アプローチ
本ソリューションは、AIエージェントで無人店舗運営における下記の課題解決を目的に開発されました。
・業務過多による改善余力不足
日常業務や来客対応に追われ、戦略立案やサービス改善に手が回らない課題があります。AIによる業務自動化で、現場に改善活動のための時間を創出します。

・販促施策の実行・効果不足
従来型の一方向キャンペーンでは来店促進や売上向上につながりにくい課題があります。Grokモデルを活用したリアルタイム分析と自動実行により、最適な施策を即時展開。販促活動のスピードと精度を飛躍的に高めます。

・顧客・店舗特性に即した価値提供不足
画一的な施策は顧客満足度を阻害します。購買履歴や行動データを活用し、地域や店舗特性に合わせたレコメンドを提供します。

■ソリューション概要
本ソリューションは、ヘッドウォータースがAIエージェント設計と業務支援ノウハウを、セキュアがスマートストア環境を提供し共同開発しました。GPT-5やGrokを搭載し、プライバシーにも配慮した自律型システムで、AIエージェントが連携して無人店舗運営を支援します。
1. 店舗業務Agent
AIカメラなどのリアルタイムデータをMicrosoft Fabric(データ分析プラットフォーム)で統合管理し、在庫管理や棚割り、発注業務まで一貫して効率化します。

・発注最適化
AIカメラやPOSデータを組み合わせて棚卸・品出しを効率化し、SNSなど外部データも活用した精度の高い発注提案を実現します。

・損失低減
サイネージと連動した在庫可視化により販売状況を即座に把握。顧客行動分析をもとに棚割りを自動提案し、廃棄ロスや機会損失を最小化します。

・業務効率化
リモート環境から棚割りシミュレーションや品出し管理が可能。AIが関節の動きまで解析し、三次元商品データを活用した具体的な棚割り提案を行います。

・Agentic Web(AIエージェント同士が協調しながらタスクを実行するWeb)による業務自動化
社内システムと連携し、データを基にしたレポート作成や発注業務を自動化します。


店舗業務Agent画面イメージ

※参考
・店舗業務管理画面デモ
https://youtu.be/a0izCzTx8l4

2. リアルタイムデータ × サイネージ広告 コーディングエージェント
本機能は、Grokによるトレンド解析とCoding Agentによるプログラム自動生成を組み合わせ、無人店舗での販促を自動化・最適化します。

・トレンド活用
SNSや気象データ、地域イベント情報などをリアルタイムで解析し、来店客に響くサイネージ広告や館内アナウンスを即時生成します。最新の「バズ」や話題性を活用し、店舗内の販促を常に鮮度高く保ちます。

・広告効率化
売りたい商品の情報や在庫状況を入力するだけでサイネージ広告や館内アナウンスを自動生成し、業務工数や外注コストを削減し、スピーディーな販促施策展開を可能にします。
また、カメラデータを活用し、混雑状況や顧客層に応じた広告を展開します。


サイネージ広告の生成イメージ

・損失低減・セキュリティ対策
在庫データと連動して売れ行きの悪い商品の販促を即時実行し、廃棄ロスを削減。さらに、不審行動を検知した場合は館内アナウンスで即時対応します。

・人間味ある接客体験
AIが自然な声色で販売コールやアナウンスを行い、無人店舗特有の「寂しさ」を解消して顧客に温かみのある購買体験を提供します。

※参考
・広告自動生成画面デモ
https://youtu.be/FVJKRWti2KE

3. ハイパー・パーソナライズエージェント
スマートフォンアプリを通じて、利用者の行動と実店舗をリアルタイムに連動させます。Deep ResearchやGrokなどの最新技術を活用し、潜在的なニーズを捉えて最適な購買体験を提供します。特にロイヤルユーザーは、来店前に商品選択から決済までアプリで完結でき、利便性が大幅に向上します。
さらにAIが顧客と対話しながらパーソナライズされたレコメンドを実施し、満足度や単価向上に貢献。個人情報は店舗内で処理されるため、プライバシー保護にも対応した安全な運用が可能です。また、在庫状況や棚位置情報と連携することで、店内での購買行動を効率化します。

パーソナライズレコメンドの生成イメージ

これにより、従来の画一的な販促では得られなかった、深い顧客体験と高いLTV(顧客生涯価値)の実現を可能にします。

※参考
・SECURE AI STORE動態検知&サイネージレコメンド&顔認証ウォークスルー決済シーンデモ
https://youtu.be/i-WgrJ8AQj4

・パーソナライズレコメンド&売り場表示&在庫確認デモ
https://youtube.com/shorts/22P2GXiuRJY?feature=share

■SECURE AI STORE LAB 2.0での共同実証について
本ソリューションは、未来型無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」での共同実証を通じて開発されました。同施設では、セキュアの監視カメラから取得した映像を利用したトラッキング技術を活用し、人の行動データを解析することで、購買動線を可視化し、店舗運営の高度化を実現します。これまで把握できなかった顧客行動を定量化することで、無人店舗運営の新たな可能性を拓きます。
また、両社はこれまで「空席&混雑状況見える化ソリューション comieru Live」や顔認証決済プラットフォームの提供などで協業を重ねてきました。こうした経験を基盤に、AIエージェントを実装レベルで店舗運営に適用する段階へと進化させています。

■エンドースメント
株式会社ヘッドウォータース 
取締役:西間木将矢氏
お客様との大事な接点である実店舗運営では、人材不足を始めとした多くの課題を伺っています。
今回の共同開発は、顧客体験の最重要拠点である現場において、現場の知見と最先端AIエージェントを融合させた大きな一歩です。
特に、Azure Open AI(GPT-5)を活用した自律型店舗オペレーションと、Azure AI FoundryでのGrokモデルによるリアルタイム分析は、店舗運営を革新する技術です。
本ソリューションを通じて、無人型店舗を単なる省人化ではなく、新時代の顧客体験を創出する場へと進化させることを目指します。
今後もセキュア社との連携を強化し、小売・流通業界全体のAIエージェント活用を推進してまいります。

株式会社セキュア
取締役:平本洋輔
セキュアは監視カメラを単なるセキュリティ機器としてではなく、企業経営を支える高度なITネットワークソリューションとして位置付け、さまざまな業界の課題解決に取り組んでまいりました。一例がリテールDXを実現する、未来型無人化店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」です。
高度なAI技術を持つヘッドウォータース社とは、リテール業界の課題解決のために共同で研究開発を進めてきました。今回のAIエージェントと骨格検出技術を活用したソリューションによって、店舗と顧客の両方に新しい体験と経済的価値を提供することを目指します。
今後も、ヘッドウォータース社との連携をさらに強化し、「AI(画像解析)×セキュリティ」を柱にさまざまな業界の課題解決を通じて社会に貢献してまいります。

■今後について
本ソリューションは、両社の共同体制のもと、速やかに提供を開始いたします。
今後は無人店舗運営を志向する企業に向けて本格的に導入提案を行い、業界全体のDXと新しい顧客体験の創出を強力に推進してまいります。 
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。

※1:SECURE AI STORE LAB 2.0について
AI STORE LAB 2.0│株式会社セキュア

※2:Azure AI FoundryでのGrokモデル活用について
x Azure AI Foundryは、Microsoftが提供するAI開発・運用基盤です。今回のソリューションでは、この基盤上でxAI社が開発した大規模言語モデル「Grok」を活用します。これにより、SNSや店舗データなどのリアルタイム情報を安全に統合・分析し、即時の施策実行を可能にします。
https://devblogs.microsoft.com/foundry/announcing-grok-3-and-grok-3-mini-on-azure-ai-foundry/

■商標について
Azure AI Foundryは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

■参考情報
・セキュア、ヘッドウォータースとの協業を強化し、 AIエージェントを活用した監視カメラソリューションを共同開発
https://secureinc.co.jp/news/detail.html?id=2207

・セキュア、ヘッドウォータースとリテールDX開発で協業を強化
https://secureinc.co.jp/news/detail.html?id=1636

■ヘッドウォータースについて
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL:https://www.headwaters.co.jp

■セキュアについて
会社名 : 株式会社セキュア
所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル20階
代表者 : 代表取締役社長 谷口 辰成
設 立 : 2002年10月16日
URL : https://secureinc.co.jp/
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