株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、デジタルマーケティングを中心とした事業を展開する株式会社CARTA ZERO(本社:東京都港区、代表取締役CEO:宇佐美 進典、以下「CARTA ZERO」)は、アドベリフィケーション(※1)強化の一環として、Momentum株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細井 康平、以下「Momentum」)が提供する認定プログラム「ACP Safe Display Ads」に参加し、パートナー認定を取得しました。これによりCARTA ZEROは、ディスプレイ広告におけるブランド保護と配信品質をさらに高め、広告主へ安全で信頼性の高いデジタル広告環境を提供していきます。
注1 アドベリフィケーション:不適切な広告配信を防ぐための広告価値毀損測定の仕組みのこと。特に、後述するアドフラウド、ブランドセーフティ、ビューアビリティ(広告がユーザーの視認できる範囲に表示された割合のこと)に配慮した広告配信に関するものをいう。

■背景
本年6月9日に総務省が「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス」を公開するなど、デジタル広告における透明性が重要な課題となっています。デジタル広告には不正広告やブランドセーフティの問題など様々なリスクが潜んでおり、広告主の投資対効果を阻害する要因となっています。そのため業界全体での配信品質の向上と透明性の確保に向けた具体的な対策が強く求められています。
■Momentumとの取り組み
CARTA ZEROは、Momentumの「HYTRA DASHBOARD Web Unsafe List」「HYTRA DASHBOARD App Unsafe List」を活用してリスク対策の取り組みを強化するとともに、「ACP Safe Display Ads」パートナー認定を取得しました。これにより、CARTA ZEROが広告主にとって信頼できる広告代理店であり、ブランド保護とリスク管理における有力なパートナーであることが示されています。
本認定プログラム「ACP Safe Display Ads」は、MomentumのWeb面における非推奨ドメインリスト「HYTRA DASHBOARD Web Unsafe List」の適正な活用を通じ、信頼性の高い広告配信を実現する代理店を認定するものです。
本認定プログラムでは定期的な勉強会や最新情報のインプットを積極的に行っており、それらを活かすことで認定パートナーは他の代理店にはないノウハウや実績を獲得しています。
■「HYTRA DASHBOARD」とは
「HYTRA DASHBOARD 」は、ブロックリスト配信およびセーフリスト配信により、広告の表示先を制限し、ブランド毀損(※2)リスクおよびアドフラウド(※3)リスクを軽減します。「HYTRA DASHBOARD」は、Web広告、アプリ広告、YouTube広告にそれぞれ対応しています。
<HYTRA DASHBOARD>
- Web Unsafe List:広告配信除外推奨ドメインリスト
- App Unsafe List:広告配信除外推奨アプリリスト
- Channel Safe List:YouTube向け広告配信推奨チャンネルリスト
- Channel Unsafe List:YouTube向け広告配信除外推奨チャンネルリスト
Momentumでは、機械的な判定に加え、専任オペレーターの目視チェックを行い、リストの精度を向上。ダブルチェックにより高品質なブロック・セーフリストを提供し、広告主の広告費とブランドを守ります。
※2 ブランド毀損:広告主のブランドイメージが損なわれること。ここでは特に意図しない広告配信によって起こるものを指す
※3 アドフラウド:Botなどを使い無効なインプレッションやクリックによって広告費用を騙し取る不正広告のこと
■Momentum株式会社について
Momentumは、日本語に特化した言語解析技術と独自データを活用したアドフラウド検知技術を基盤に日本のデジタル広告業界の健全化への取り組みを牽引するアドベリフィケーションソリューションカンパニーです。国内の広告代理店、広告プラットフォームにおいて幅広く弊社ソリューションを活用いただいており、代理店向けのAgency Certification Program(ACP)、広告プラットフォーム向けのPlatform Certification Program(PCP)という認定制度にも数多くの日本を代表する企業様に加盟いただいております。「無価値な広告をゼロにする」という弊社のミッションの実現を通して健全なデジタル広告市場の発展に貢献します。

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