株式会社自由研は、子どもたちを取り巻く環境や教育に課題意識を持つメンバーによって設立され、公式Webサイトを2025年9月12日に公開いたしました。当サイトでは、私たちの理念や活動内容、そしてメンバーが取り組む「自由研究」プロジェクトの進捗などを広く発信します。
自由研 公式Webサイト:
https://jiyu-lab.net

株式会社自由研ロゴと自由研キャラクターの「自由な二人」
■株式会社自由研について - 「自由研究」で未来をごきげんに。
自由研は、「子ども」のこれからをつくる仕事に携わるメンバーが集まり発足しました。各メンバーが日々の活動で感じていた「子どもたちが受けている『教育』をもっと楽しくしたい」「子どもたちに本当に提供したいアイデアを形にしたい」「大人ももっとやりたいことに挑戦したい」といった想いや課題意識が設立のきっかけとなっています。
株式会社自由研は、『「自由研究」で未来をごきげんに。』をミッションに掲げ、子どもたちの未来を豊かにするための活動を行います。
その中心にあるのは、大人自身も子どもの頃のように「好き」や「不思議」といった純粋な好奇心を起点に探究を楽しむ「自由研究」です。私たち自身がまず挑戦する姿を見せ、その楽しさを発信することで、子どもから大人まで誰もが前向きに探究を楽しめる文化を社会に広げることを目指します。
私たち自由研は、「探求を楽しむ」文化が、これからの子どもたちの未来をより良いものにしていくと考えています。自由研はそんな「自由研究」を豊かな活動にするプラットフォームです。
■自由研の「自由研究」- 究めるよりも たくさん試す
自由研では、メンバー自身の「好き」「不思議」「やってみたい」といった純粋な好奇心を起点とした、あらゆる探究や実験を「自由研究」と呼んでいます。ふと思いついた小さな試みも、いつか社会を変えるかもしれない大きな挑戦も、すべてが私たちの「自由研究」です。
私たちは、完璧な計画を待つのではなく、「まず手を動かしてみる」というプロセスを何よりも大切にしています。試行錯誤を繰り返す中で新しい問いや価値を見つけ、それを次の探究へとつなげる。この好循環こそが、私たちの活動の原動力です。
この「自由研究」という活動を通して、子どもから大人まで、誰もが探究と創作を前向きに楽しめる文化を社会に広げていくことを目指します。活動の成果は、時に小さな発見として、また時には社会実装されるプロダクトや事業として、社会に届けていきます。
■自由研設立メンバーについて
自由研は、「与えられた課題に応えるだけでなく、自分たち自身が考える問いや課題に向き合い、アイデアを形にして社会に届けたい」という想いから発足しました。この理念のもと、各分野で活躍する多様なメンバーが集っています。
メンバーは、子ども向けコンテンツを専門に制作する株式会社BUTTON代表の浦谷と、同じく同社アートディレクターの木富。テクノロジーを中心に、多様なものづくりに取り組む松山(siro Inc. 代表)。スマートフォンアプリをはじめ、子ども向け教育コンテンツを手掛ける戸田(unouplus inc. 代表)。プロジェクト型学習で教育事業を展開する川村(株式会社COLEYO 代表)。そして、自由研初の社員として立ち上げを担う飯沢。計6名で活動をスタートしました。
■自由研究の例
まずは以下のような自由研究に、それぞれのメンバーが取り組みます。
そのほかにもユニークな自由研究を多数ご紹介していますので、ぜひWebサイトをご覧ください。
<習い事をAIで加速する!>
習い事に本気で取り組むからこそ、「スキルの習得とは何か」を深く学べると考えている。しかし、そうした意欲で子どもを送り出している保護者は、現状では多くないように見受けられる。子ども自身もまた、習い事が人生を切り拓く手段のひとつであることを十分に理解していない。
この状況を変えるために、AIの導入を試みる。AIと子どもが対話できる端末を開発し、習い事へのモチベーションがどのように高まるのかを実験・検証する。

<子どもと公園の研究>
近年、公園から遊具が次々と姿を消している。加えて、公園周辺の住民からは「ボール遊びはやめてほしい」「静かに遊んでほしい」といった声も多く聞かれるようになった。
こうした背景から、公園に足を運ぶ子どもが減り、空間そのものが利用されなくなってきているように思われる。
その一方で、制約の多い現代の公園において、子どもたちがNintendo Switchなどのポータブルゲーム機を持ち寄り、公園で顔を合わせて遊ぶという新しい遊び方も見られるようになった。子どもの遊びや行動が変化する今、公園という場がこれからの時代に提供できる価値とは何なのか。
この問いを起点に、公園の新しい可能性を探るリサーチを実施する。時代に即した公園の活用方法を提案するとともに、公園で遊ぶことそのものに意味をもたらすプロダクトの制作も行う予定。

<DIY自動車の図面を公開したら車づくりの仲間は増えるのか>
自由研メンバーである川村のホームベース「studioあお」では、毎年「車をつくりたい」という生徒が数名現れる。そこで、車づくりのプロセスをオープンソース化し、このプロジェクトに取り組む子どもの数を増やすことに挑戦したい。「どうやればいいのか」というHOWの壁が高い車づくりだが、うまくいけば他のプロジェクトへの応用も十分に可能である。最終的には図面を公開し、鈴鹿サーキットを貸し切って、子どもたちによるレースイベントを開催する構想を描いている。

■今後の展望
自由研は、まずはメンバーそれぞれの自由研究の実践と成果発表から始めます。将来的には、私たちの思想に共感してくださる企業、自治体、クリエイターといった仲間を増やし、共に未来をつくるコミュニティを形成することを目指しています。プレゼンイベントの開催や、Discordでのコミュニティスペース開設なども計画中です。
また、公式サイトでの発信に加え、note「自由研マガジン」やPodcastなどでも、私たちの活動やメンバーの想いを伝えていきます。
私たちの活動に興味を持ってくださった方、一緒に自由研究をしたい方、応援してくださる方を随時募集しております。ぜひお気軽にお声がけください。
【公式Webサイト情報】
公開日:2025年9月12日
公式ウェブサイトURL:https://jiyu-lab.net
【主なコンテンツ】
- 自由研について:自由研の理念や思想についてご紹介します。
- 自由研の自由研究:メンバーが取り組む様々な「自由研究」プロジェクトの概要や進捗を報告します。
- お知らせ:イベント情報やメディアでの発信内容など、最新の活動をお伝えします。
- マガジン:「究めるよりもたくさん試すマガジン」
- Podcast:「自由研の究めないラジオ」
【運営会社情報】
会社名:株式会社自由研
所在地:〒540-0012 大阪市中央区谷町4-3-7
代表者:浦谷和生
設立:2024年
事業内容:
- 課題意識や探究したいことから始まる「自由研究」プロジェクトの推進
- コミュニティの企画・運営
- 上記に関わる情報発信およびプロダクト開発
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