
コンテナ収納型レドックスフロー電池

設置したコンテナ収納型レドックスフロー電池(道の駅敷地内)
企業版ふるさと納税と環境省の補助事業を併せて推進したレジリエンス事業で初の採用
本プロジェクトは、脱炭素社会の実現と地域のレジリエンス強化を目的に、国頭村と国頭村商工会、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科が産学官相互連携協定に基づき設立した国頭村サステナブル・ビレッジ推進協議会が企業版ふるさと納税制度と環境省「地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」を併せて活用して、自治体負担を抑えながら地域の防災力強化と地域活性を目的に整備した事業です。
今回設置されたレドックスフロー電池(ウォーターバッテリー)は、NASA技術に着想を得て開発された水溶液型の安全な蓄電池で、近年問題になっているバッテリー発火の可能性がなく、リチウムイオン電池の2倍以上の寿命を誇ります。本プロジェクトでは、株式会社RS Technologiesグループである株式会社LEシステムによる日本製バナジウム電解液を搭載し、離島・離村における活用事例としての高く評価を得ております。
プライム・スターは、2024年にアゼルバイジャンで開催されたCOP29にて本電池技術を正式発表しており、今後も産学官相互連携、および地元電気工事会社との協働を通じて、本事業における視察の受け入れを行うとともに、全国の自治体への展開を進め、脱炭素と災害対応の両立を支援してまいります。
さらに、沖縄県内および国内の離島地域をはじめとする各自治体において、自然災害時やシェルター稼働時の電力確保に向け、レドックスフロー電池を中核とした分散型エネルギー供給モデルを構築し、地域のエネルギー自立とレジリエンス向上に貢献してまいります。

発電量・蓄電量表示モニター

東部周遊拠点施設(道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」)
※レジリエンスについて
地域のレジリエンスとは、地域が自然災害や社会的な変化など、様々な脅威に対して、持続可能な状態を維持し、また、その影響から回復する能力のことです。本事業では太陽光パネルと蓄電池をセットで導入することで、沖縄本島北部地域の災害による停電と通信の遮断によるリスクを抑えながら、早期復旧を目指すとともに平時においては再生可能エネルギーの活用によるCO2削減を目指しています。
※企業版ふるさと納税について
企業版ふるさと納税は、国が認定した地域再生計画に位置付けられる地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税から税額控除する仕組みです。
【プライム・スター株式会社について】
会社名:プライム・スター株式会社 (Prime Star Co., Ltd)
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂4-8-14 赤坂坂東ビルディング8階
設立:2003年
主要株主:東京電力エナジーパートナー ほか
代表者:下田 知代(しもだ ちよ)
電話番号:03-6869-6606
メール:info@primestar.co.jp
URL:http://primestar.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
部署名:プライム・スター株式会社 営業企画部
担当者:池田
電話番号:03-6869-6606(代表)
メール: ikeda@primestar.co.jp
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