日頃より多くのお客様・パートナ企業の皆さまより温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年の総括: 「生産の未来を創造するーCreating the Future of Operation」の着実な前進
2025年は、製造業におけるAI活用、仮想制御、サイバーセキュリティ、クラウドベースの生産最適化が本格的な実用段階に入った重要な一年でした。こうした産業構造の変化に対し、ロックウェル オートメーション ジャパンは、国内外のエコシステムパートナを含めた社内の専門性を結集し、お客様の競争力強化を支える数多くの製品・ソリューションを提供してまいりました。
とりわけ2025年は、ソフトウェアやAI技術を活用した生産改革の実用化が急速に進んだ年でもあります。クラウドベースで短期間に生産現場の可視性と指示・記録徹底を実現する「PLEX - Elastic MES」、工場のデジタルツインをつくり自動化テストを可能にする「Emulate3D Factory Test」、柔軟な制御設計を実現する「PointMax I/O」、エッジデバイス「OptixEdge」、最新の産業用コントローラ「ControlLogix 5590」、AI画像解析の「FactoryTalk Analytics VisionAI」など、生産現場の高度化を後押しする技術を相次いでリリースしました。またAWS、NVIDIA、マイクロソフトなどとの協業、OT環境の防御力を高めるSecureOTや、OT向けのサイバー脅威常時監視サービスなど、安全でレジリエントな製造インフラの実現に向けた活動が大きく加速しました。
さらに、ROKLive Japan 2025をはじめ、各種イベント、調査発表、レクチャーセッションを通じて、スマートマニュファクチャリングの成熟度、サイバーリスク動向など、産業界の実態と未来像を可視化し、お客様との対話を深化させる活動も充実しました。これらは、2025年を通じて強化した「知見の共有」と「共創」を象徴する取り組みです。
今年の戦略: 自動化から自律化へ、日本の製造現場を次のフェーズへ
こうした取り組みの中心となるのが、Software-Defined Automation (SDA: ソフトウェア・デファインド・オートメーション)です。ITで広く用いられている技術・運用プラクティスであるDevOps (複雑なソフトウェアシステムの開発と管理の一体化)やDataOps (データの取得・処理・分析・配信のライフサイクルを効率化・自動化)といったものを制御システムに適用することで、制御システムの複雑系対応性、拡張性、柔軟性、オープン開発性が飛躍的に向上し、生産のベストプラクティスの伝播・徹底を確保することができます。これにより、ものづくりはAutomation (自動化)からAutonomy (自律化)へ着実に進化することになると考えています。
2026年は、このSDAと共にAI、生産デジタルツイン、クラウドMES「Plex」、OTセキュリティ、自律走行搬送ロボット「OTTO」、VisionAI、リニア搬送といった領域をさらに強化します。また、宇都宮テクニカルセンターをはじめとする国内技術拠点では、実機検証環境やトレーニング機会の拡充を通じて、お客様の導入プロジェクトを実践的かつ迅速に支援してまいります。
さらに今年もROKLiveを7月8日に東京で開催いたします。生産デジタルツイン、生産DataOps、ソフトウェア・デファインド・オートメーション、クラウドMESなどを要素とした生産改革を提唱し「テクノロジと専門知識の提供」をさらに進めてまいります。
未来への抱負: 製造の未来はすでにここに。ともに、新たな価値を解き放つ
製造業はいま、技術革新と産業構造の変革が同時進行する歴史的転換点にあります。生産DataOpsにより、AIエージェントが「活躍」できる場がそろい、ラインの状況や課題を把握して自己最適化し、課題解消をはかる環境。それらはもはや未来の理想ではなく、すでに現実として立ち上がりつつあるものです。
私たちは、こうした自律生産システムが産業の未来を牽引し、人々の創造力を解き放つことができる時代に向けて、お客様とともに歩み続けます。そして、日本の製造業が持つ強みをさらに新たな競争力へと変えるべく、確かな価値提供を重ねてまいります。
本年も皆さまの信頼にお応えできるよう、一層の努力を続けてまいります。引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆さまのご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。
ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
代表取締役社長 矢田 智巳

配信元企業:ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
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