一般社団法人 日本観光文化協会主催 『日本観光特産大賞2025』が決定! グランプリは「北海道:猿払ほたて貝)」 - DreamNews|RBB TODAY
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一般社団法人 日本観光文化協会主催 『日本観光特産大賞2025』が決定! グランプリは「北海道:猿払ほたて貝)」

一般社団法人日本観光文化協会(東京都北区赤羽西1-22-15:会長 小塩稲之)は、2025年12月12日(金)『日本
観光特産大賞2025』を発表、観光特産大賞の「グランプリ」を「北海道:猿払ほたて貝」に決定しました。また、金賞「優秀賞」を「福井県:敦賀おぼろ昆布」に、金賞「ニューウェーブ賞」を「大分県:地獄蒸し(R)プリン」」に決定しました。



「日本観光特産大賞」(https://jtmm.jp/award/)とは、毎年12月に一般社団法人日本観光文化協会が、食と観光、地元グルメ、お土産品などでその年話題になった観光特産品を表彰してゆく制度です。受賞品は2026年1月17日(土)に開催されるMMPグループの全国研究会で紹介します。
※観光でその地域を訪れたいと望む人々にとっては、その地域が選択に値する魅力あるものが存在していることが重要となるため、一般社団法人日本観光文化協会では「観光特産」を 「観光資源と地域特産の融合によって生み出された商品及びサービス」であると定義しています。
観光特産 = 観光資源 x 地域特産

(一社)日本観光文化協会 小塩会長からのコメント
一般社団法人日本観光文化協会では「観光資源×地域特産=観光特産」という定義を大切にしています。当協会は日本各地の観光特産の中から観光特産大賞を選ぶ活動を通して、全国の観光特産に注目し、全国の地方・観光地の産業を全力で応援したいと考えています。2025年度も観光特産大賞の審査を行い、下記のように決定しました。


グランプリに輝いた「北海道:猿払ほたて貝」については、審査員の一人、笠谷圭児より「日本有数のホタテ産地としての知名度に加え、直売・体験・交流イベントなど「滞在型の観光消費」を生み出している点を高く評価できます。水産資源のブランド化と、村全体の観光コンテンツ(景観・グルメ・体験)を結び付けており、「観光特産大賞」の主旨に最も合致しました。との評をいただいております。

■日本観光特産大賞「グランプリ」  北海道:猿払ほたて貝
◆受賞団体  猿払村
◆商品特性 日本有数の水揚げの日本最北の村『猿払(さるふつ)』で取れるほたては、厳しい天然の環境で稚貝を撒き、4年をかけて育てられる。ほたての種苗を1年かけて海中で育て、3~5cmの大きさの”稚貝”になったら、いったん海に放す。漁場の見回りを大切にしていて、順調に成長しているかどうか年間約500回も実際に採り上げて確認している。
◆推薦のことば
・5年の歳月を掛けて、生育方法をスケージュール管理して、どれもが均一、最高級なブランド品なるように育成されている。自然を相手にしながらの生産技術もすばらしい。そこで獲れるホタテは高級品として寿司屋は当然、ホテルや料亭等でも重宝されて高い値段で取引される。コロナ禍であってもコンスタントな商取引がされていて、非常に質のよりブランド品・観光特産を産み出している。今回の観光特産大賞ということで言えば、<ホタテ貝・北海道>ではなく、是非『猿払村産ホタテ貝』という地域限定の特産品として賞を授与したい。歴史、生産過程、地元との関係性、イベント開催等すべてが観光特産大賞にふさわしいと考える。(槙利絵子)




■金賞「優秀賞」 福井県:敦賀おぼろ昆布

◆受賞団体 福井県昆布商工業協同組合
◆商品特性 敦賀のおぼろ昆布製造技術は、古くから日本海の海運の要衝であった敦賀において、交易品の昆布を用いた細工昆布の製造加工の技術として伝承されてきた。敦賀では、現在も手作業による伝統的な製法が維持されている。専用の刃物を用いて様々な厚みに削り分ける技術や、刃先の調整技術などが継承されており、地域的特色のある昆布の製造技術として注目される。

◆推薦のことば
・日本海の要衝・敦賀で受け継がれる高度な削りの技は、2024~2025年にかけて文化財登録が進むなど「今、評価すべき価値」が特に高い。専用の包丁で一枚ずつ手削りする職人技が、地域の食文化と直結しており、工芸的価値と食文化の両面で優れている。(植田聡子)
・城の石垣を積み上げる時、潤滑補助剤として重用された昆布。無論、運搬には北前船が主流となったので、寄港地や最終消費地には昆布を用いた食材や料理が多く残る。おぼろ昆布もその食材の一つで、独特の鉋を用いて薄く削ぎ取る
技術は、職人技の極みと言える。また、吸い物・蕎麦・饂飩・おむすびなどへ加えると滋味が溢れ出し、重宝な副食品と言える。(金廣利三)



■金賞「ニューウェーブ賞」 大分県:地獄蒸し(R)プリン

◆受賞団体 岡本屋売店
◆商品特性 別府の温泉蒸気を使った地獄蒸しは、この地域独自の伝統的調理法。地域資源と食品文化の融合の象徴として作られ、地元産素材を用いた無添加のプリンは温泉由来のミネラル風味が特徴。プリンと観光の地獄蒸し体験と融合した地域観光との相乗効果も創出しています。
◆推薦のことば
・「地獄蒸し」とは、大分県別府市で有名な調理法で、温泉の噴気(高温の蒸気)を利用して食材を蒸し上げる伝統的な方法である。「地獄蒸し(R)プリン」は、この温泉蒸気を使ってプリンを蒸し上げたスイーツ。高温の蒸気で一気に加熱するため、なめらかで濃厚な食感に仕上がるのが特徴である。蒸気で仕上げることで、香ばしいカラメルとの相性が際立つ。 温泉地ならではの「地獄蒸し体験」と一緒に楽しめる点が観光の魅力になっている。「地獄蒸し(R)プリン」は単なるスイーツではなく、温泉文化と観光体験を結びつけた商品で温泉蒸気で蒸すという体験そのものが珍しく、観光客にとって「ここでしか食べられない特別感」がある。「地獄蒸し工房」では、野菜や海鮮を蒸す体験とセットで楽しめるため、プリンはその締めくくりの甘味として人気である。(日野 隆生)
・ 地獄蒸し(R)プリンは、別府の温泉蒸気を活かす伝統調理「地獄蒸し」から生まれた特産スイーツである。1988年から職人が守り続ける手づくり製法は地域文化の象徴であり、苦味とミネラル感あるカラメルと濃厚で滑らかなプリンが生む上品な味わいは格別。明礬温泉の情景とともに“温泉地ならではの体験”を堪能できる。(舘和彦)






<日本観光特産大賞>
◆審査方法:一般社団法人日本観光文化協会会員によりノミネートされた品を当協会専門委員会による選で
15品に絞りこみ
◆最終選考:審査員によるランキング付け・順位を数値化し集計
審査員(敬称略):日野 隆生(元東京富士大学教授) 舘 和彦(愛知学泉大学教授)
笠谷 圭児(経済産業省認可セールスレップ・販路コーディネータ協同組合理事長)
金廣 利三(6次産業化プランナー) 槙 利絵子(観光特産士マイスター・観光コーディネーター)
植田 聡子(観光PRコンサルタント、JTCC認定観光コーディネーター、日本観光士会認定講師)
小塩 稲之(日本観光文化協会会長)
【主   催】 一般社団法人 日本観光文化協会
【運   営】  全国観光特産士会 運営事務局

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(一社)日本観光文化協会
設立:2001年11月 / 会長:小塩稲之 / 所在地:東京都北区赤羽西1-22-15 大亜コーポ / 電話:03-5948-6581
HP: https://www.jtmm.jp/ 活動内容 / 日本で唯一、プロフェッショナルの「観光プランナー、観光士、観光コーディネーター」を養成し、資格を認定。また、「観光特産士(マイスター・2級・3級・4級)」の検定である全国観光特産士検定も実施。現在、当協会からの観光関連の資格認定者が全国に2000名在籍中。資格認定者は、国、地方公共団体、商工会、商工会議所などの公的事業や観光関連の民間企業を支援。今後も地域の資源活用のために、観光関連の企業情報、 地域情報などを独自に入手、調査、分析。全国の生産者、観光産業や食、伝統工芸品など、地域産業の発展のために寄与する様々な活動を企画運営実施。





配信元企業:一般社団法人 日本観光文化協会
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