中国のEV市場で、国内メーカーが海外勢を圧倒――垂直統合戦略と価格競争でシェア拡大|カウンターポイントリサーチ - DreamNews|RBB TODAY
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中国のEV市場で、国内メーカーが海外勢を圧倒――垂直統合戦略と価格競争でシェア拡大|カウンターポイントリサーチ

【ニューデリー、北京、ベルリン、ブエノスアイレス、フォートコリンズ、香港、ロンドン、ソウル、台北、東京 - 2025年9月22日】

主なポイント
・中国の自動車メーカー(OEM)は、垂直統合戦略、迅速なモデルサイクル、そして積極的な価格設定によって、中国のEV市場の約90%を掌握しています。
・米国やドイツのブランドを含む海外の自動車メーカーは、イノベーションの遅延、高コスト、そして輸入部品への依存といった要因により、市場シェアを失いつつあります。
・政府による価格競争抑制策は、企業収益性に圧力をかけていますが、中国のOEMは、今後の成長を見据えて海外市場への進出を模索しています。

中国EV市場の動向
カウンターポイントリサーチの2024年第2四半期グローバル乗用EV販売台数調査によると、2025年上半期の世界のEV販売台数は前年同期比30%増加しました。このうち62%が中国市場で、同期間、中国のEV市場は前年同期比33%成長しました。中国では、EV販売台数の61%がバッテリー式電気自動車(BEV)で、残りはプラグインハイブリッドEV(PHEV)でした。2025年上半期、BEVの販売台数は前年同期比44%増加し、PHEVは20%増加しました。
中国のEVメーカーは市場シェアを拡大し、2020年上半期の65%から2025年上半期には約90%に達しました。これにより、海外ブランドは市場から締め出されつつあります。テスラ、GM、フォードなどの米系メーカーの販売台数は前年同期比13%減、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、BMWなどの独系メーカーは40%の大幅減となりました。一方、トヨタ、マツダ、日産などの日系メーカーは前年同期比16%の成長を達成しましたが、中国市場におけるシェアは依然として2%未満にとどまっています。

レポート全文はこちら:中国のEV市場:国内メーカーが海外勢を圧倒
https://www.counterpointresearch.com/en/reports/report-domestic-ev-makers-push-foreign-rivals-to-the-sidelines-in-china



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