【医療機器】他社牽制力ランキング2024 トップ3はテルモ、キヤノンメディカルシステムズ、MEDTRONIC - DreamNews|RBB TODAY
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【医療機器】他社牽制力ランキング2024 トップ3はテルモ、キヤノンメディカルシステムズ、MEDTRONIC

株式会社パテント・リザルトは7月30日、「医療機器業界」の特許を対象に、2024年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「医療機器業界 他社牽制力ランキング2024」をまとめました。
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。

集計の結果、2024年に最も引用された企業は、1位 テルモ、2位 キヤノンメディカルシステムズ、3位 MEDTRONIC(米)となりました。






1位 テルモの最も引用された特許は「包装されたアセトアミノフェン注射液製剤の製造方法」に関する技術で、大日本印刷やニプロなど計4件の審査過程で引用されています。このほか「視認性の良い視認マーカを有するガイドワイヤ」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、朝日インテックなど計3件の拒絶理由として引用されています。
2024年に、テルモの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は朝日インテック(25件)、次いでニプロ(19件)です。

2位 キヤノンメディカルシステムズの最も引用された特許は「医師と患者の対話を評価し、診療の適切性を高める診療支援装置」に関する技術で、コニカミノルタなど計3件の審査過程で引用されています。また、同様に引用件数の多い特許として、東芝と共同出願の「X線診断の効率を向上させるX線診断装置」に関する技術が挙げられ、島津製作所など計3件の拒絶理由として引用されています。
2024年に、キヤノンメディカルシステムズの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はコニカミノルタ(48件)、次いで富士フイルム、ROYAL PHILIPS(蘭)(いずれも36件)となっています。

3位 MEDTRONICの最も引用された特許は「電気信号のマッピングと組織のアブレーションを行うカテーテル」に関する技術で、テルモやBOSTON SCIENTIFIC SCIMED(米)など計4件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2024年に、MEDTRONICの特許により影響を受けた件数が最も多い企業はCILAG INTERNATIONAL(スイス)(26件)となっています。

4位 BOSTON SCIENTIFICは「くも膜下腔に挿入して診断や治療を行う装置」、5位 ETHICONは「超音波振動と電気外科エネルギーの両機能を持つ外科手術用器具」が、最も引用された特許として挙げられます。


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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2024年12月までに公開されたすべての特許のうち、2024年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2025年5月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。


■医療機器業界 他社牽制力ランキング2024 データ販売
納品物:以下のデータを収録したエクセルファイル
1)ランキングトップ30社
医療機器業界の被引用件数上位30社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
医療機器業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載

価格:50,000円(税抜)

お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/ranking/fcit/2024/fcitequ.html


■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp


■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階


配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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