
産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーであるロックウェル・オートメーションの日本法人、ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 矢田 智巳、以下「ロックウェル・オートメーション」)は本日、「OptixEdge(オプティクスエッジ)」を発表しました。この革新的なエッジゲートウェイソリューションは、産業分野におけるデータ処理のあり方を根本から変革します。
現在のスマートマシンはこれまで以上に多くのデータを生成していますが、ロックウェル・オートメーションの最新「第10回スマートマニュファクチャリング報告書」によると、効果的に活用されているデータはわずか44%にとどまっています。多くの企業は、ネットワークの制限、セキュリティ上の懸念、ストレージコストなどの課題により、データを十分に活用できずにいます。従来は、データを遠隔のクラウドサーバーに送信して処理する方法が一般的でしたが、これはコスト高で非効率になることがあります。
OptixEdgeは、こうした課題に対して、データが生成されたその場でリアルタイムに処理することで解決を図ります。本製品は、ロックウェル・オートメーションのFactoryTalk(R)OptixTMソフトウェアを通じてユーザーの制御システムと接続し、データの収集、分析、クラウドへの送信を行います。これにより、ユーザーは複数拠点から機械やシステムのデータをモニタリング・分析でき、迅速な洞察の取得、コスト効率の向上、よりスマートな意思決定を実現します。
OptixEdgeの主な機能は以下の通りです:
● ウィザードアプリを標準搭載: あらかじめインストールされたFactoryTalk Optixアプリケーションにより、ウェブブラウザのみで簡単に設定可能。データ収集プロセスが簡略化され、エンジニアリング工数を削減します。また、必要に応じて、カスタムアプリの構築・導入も可能です。
● 効率性を重視した設計: 同梱ソフトウェアと並行して軽量なアプリケーションを実行でき、柔軟な運用が可能です。
● セキュアなリモートアクセスとトラブルシューティング: FactoryTalk(R)Remote AccessTMを通じて、リモートでのプログラミング、設定、トラブル対応が可能。VPN経由の安全な接続により、保守チームが遠隔地からでも迅速かつ安全に対応できます。
● オープンで柔軟な運用: 工場や機械に既設のロックウェル・オートメーション製ハードウェアはもちろん、他社製のグラフィック端末やコントローラーとの連携も可能です。
● コスト削減とネットワーク性能の向上: クラウドへのデータ転送量を抑えることで、ストレージコストの削減、ネットワークのパフォーマンス向上に貢献します。
ロックウェル・オートメーションのソフトウェア製品マネージャーであるJessica Morell (ジェシカ・モレル)は次のように述べています。
「OptixEdgeは、お客様がこれまでにない方法でデータを活用できるよう支援し、柔軟性・セキュリティ・使いやすさを備えた強力なエッジコンピューティング機能を提供します。データをその場で処理することで、貴重なインサイトを引き出し、効率性を高め、業務全体におけるイノベーションを推進します」
OptixEdgeの詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/products/hardware/hmi/optixedge.html
第10回スマートマニュファクチャリング報告書はこちらからご覧ください。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/capabilities/digital-transformation/state-of-smart-manufacturing.html
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション (NYSE:ROK) は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、2024年度末現在約27,000名の社員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp
配信元企業:ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
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