イ・ガンインの名門加入が日本でも大きな関心を集めている。
ただ、一部では批判や揶揄の声も上がっている。
『サッカーキング』は7月25日、アトレティコ・マドリードのイ・ガンイン獲得を詳報。契約期間や移籍金、これまでのキャリア、そして正式発表が遅れた理由についても触れていた。
また同メディアは、イ・ガンインの商業的価値にも注目。「PSG加入時には、アジア市場でのユニフォーム売り上げがキリアン・エムバペを上回るほど、韓国を中心に絶大な影響力を示した」としたほか、「アトレティコにとって今夏3人目の補強であり、韓国サッカーの新たなエース」と評している。

このように、“韓国の至宝”について詳しく記した記事だが、日本のネットユーザーからは、不適切なコメントも少なくなかった。
あるユーザーは、「純粋に戦力補強のための獲得なのか分からない。イ・ガンインは旭日旗の応援団の中で旭日旗ユニフォームを着てプレーするのか。あの“自称教授”も感激するだろう」と投稿した。
ここでいう「自称教授」とは、旭日旗問題を継続的に提起してきた誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授を揶揄した表現とみられる。
また別のユーザーからは、「現代自動車がスポンサーだから獲得したのではないか」「韓国企業がスポンサーだから移籍が実現したのだろう」といった声も上がった。
これは、アトレティコ・マドリードのグローバルスポンサーに現代自動車が含まれていることを根拠に移籍の背景を推測したものだが、そうした主張を裏付ける客観的な根拠は示されていない。

もっとも、こうした反応は一部で、SNSやネット上では「実力は認めるべき」「アトレティコに十分貢献できる選手」「ラ・リーガでも実力を発揮するはず」「7番を与えられるなんて素直に凄い」「ぜひ頑張ってほしい」といった肯定的な意見も多い。
そのほか、同じく2001年生まれで、若くしてスペインの地で切磋琢磨してきた久保建英(レアル・ソシエダ)と比較する声も少なくない。イ・ガンインに続いてビッグクラブへ移籍してほしい、直接対決が楽しみといった声も見られた。
このように、日本のネット上ではイ・ガンインのアトレティコ・マドリード移籍をめぐり、期待や高評価の声が上がる一方で、一部では揶揄や憶測を含む反応も見られ、賛否が入り交じる状況となっている。
韓国サッカー界にとっては、ソン・フンミン(現LAFC)以来ともいえるビッグクラブへのステップアップだけに、その期待は大きい。
(記事提供=OSEN)
◇イ・ガンイン プロフィール
2001年2月19日生。韓国・仁川広域市出身。174cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表。幼少期に出演したKBSサッカーバラエティ番組『飛べ、シュットリ』で類まれなる才能を発揮し、“神童”として一躍注目を集めた。2011年にスペインに渡りバレンシア下部組織に入団し、2018年10月にトップチームで公式戦デビュー。2021年夏にマジョルカ加入。2023年夏にパリ・サンジェルマン加入。2026年夏にアトレティコ・マドリード加入。マジョルカ時代の同僚である日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)とは同じ2001年生まれで、普段から仲が良いことで知られている。



