またK-POPガールズグループが戻ってきた。しかも今度は、かつて一世を風靡したプロジェクトグループだ。
最近の韓国音楽界では、かつて一時代を築いたガールズグループの“復活”が明らかに増えている。
象徴的なのが、I.O.Iだろう。4月9日、彼女たちは公式SNSを通じて、10年前そのままのピンク色のスウェットに黒のショートパンツ、ニーハイソックス姿で『PICK ME』を踊る映像を公開した。
オーディション番組『PRODUCE 101』当時の隊形まで再現したその姿に、ファンからは「10年前に戻ったみたいだ」「『PICK ME』を聞いただけで泣きそう」といった反応が相次いだ。
2017年1月に活動を終えたグループが、デビュー10周年を迎えて再び集まり、5月に新譜とコンサートまで予告している。残念ながら今回の活動は11人全員ではなく9人編成だが、大きな注目が集まっている。

再結成が相次ぐ理由は?
SeeYaの動きも印象的だ。
デビュー20周年を迎えて完全体で再集結した彼女たちは、先行公開曲で主要音源チャート1位を記録し、バラエティ、ラジオに続いて、ついにはJTBC『ニュースルーム』にまで出演する。単なる“懐メロ復活”ではなく、2026年の韓国音楽シーンで実際に話題の中心へ食い込んでいるのだ。
しかもSeeYaの場合、再結成はノスタルジーだけで消費されていない。過去に事務所や周囲による意図的な仲たがいがあったことまでメンバー自身が語り、長年の誤解を乗り越えて再び並んで立つという、かなり強い物語性まで生まれている。

考えてみれば、こうした流れは今に始まった話ではない。
KARAは2022年、デビュー15周年アルバム『MOVE AGAIN』で約7年半ぶりに復活し、その反応の良さを受けて翌年には『I DO I DO』まで発表した。少女時代も2022年に『FOREVER 1』を8人完全体で出し、「再結成の成功例」として語られた。
さらに第1世代ではFin.K.Lが『キャンプクラブ』を通じて再集結し、S.E.S.も20周年アルバムを発表。2NE1はコーチェラでのサプライズ再集結をきっかけに、再び“完全体の象徴”として存在感を示した。
こうして並べてみると、今のK-POPにおけるガールズグループの復活は、もはや珍しい出来事ではなく、一つの流れになりつつあることがわかる。
では、なぜここまでガールズグループの再結成が続いているのか。

考えられるのは、まずガールズグループの“思い出”が、今のファンにとって強い商品価値を持っているからだろう。
KARA、少女時代、2NE1、I.O.Iといったグループは、単にヒット曲があっただけではない。それぞれがある時代の空気、ファッション、青春、友人関係まで含めて記憶されている。ファンが再結成に反応するのは、新曲が聴きたいだけでなく、“あの頃の空気”ごと、もう一度味わいたいからだ。
I.O.Iの『PICK ME』再現がこれほど刺さるのも、曲や衣装や隊形そのものが、2016年という時間そのものを圧縮した記号のように機能しているからだろう。
次に、ガールズグループのメンバーたちが解散後もそれぞれ別の場所で顔をつなぎやすいことも大きい。
女優、ソロ歌手、バラエティ、ミュージカル、インフルエンサーなど、各自の活動領域が多様で、完全体での活動が止まっても「存在が消えた」わけではないケースが多い。そのため、久々に再集結しても、“懐かしいのに今も現役”という不思議な説得力が生まれる。

さらに言えば、今のファン市場が“再会”そのものに価値を感じやすくなっていることも無視できない。
以前であれば、再結成といえば新曲の完成度や活動の継続性がまず問われた。だが今は少し違う。新曲がなくても、完全体の写真1枚、ダンス練習映像1本、バラエティ共演1回だけでも大きな反響になる。ファンが求めているのは必ずしも“新しいヒット”だけではなく、再び同じ画角に集まった姿、また一緒に笑っている様子、それ自体が大きなコンテンツになっているのだ。
そう考えれば、K-POPガールズグループの再結成が相次ぐのは、たまたまではないだろう。過去の思い出として消えていないうえに、メンバーたちも今なお現役で、それぞれの時間を重ねたまま再び交わることができる。
だからこそ再結成は懐古では終わらず、いまの市場でも十分に通用するコンテンツになっているのだ。
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