NHKは12日、受信料を長期にわたって支払っていない福岡県と北海道のホテル運営会社2社に対し、支払いを求める民事訴訟を提起した。事業所への民事訴訟の実施は、2019年2月以来、7年ぶりとなる。
今回提訴した1件目は福岡県のホテル運営会社で、地上契約147件について6年5か月にわたり未払いが続いており、未収金額は約1370万円に上る。2件目は北海道のホテル運営会社で、地上契約66件について8年8か月にわたり未払いとなっており、未収金額は約850万円としている。
NHKによると、受信契約を結んでいるにもかかわらず長期にわたって受信料を支払っていない事業所は、2024年度末時点で約2万件に達し、この5年間で2倍に増えているという。全国各地で未収対策を進めているが、対応を重ねても理解が得られない場合の最後の手段として、民事手続きを行う方針だ。
NHKは「この方針は、世帯でも事業所でも変わることはありません。受信料制度への理解を得るため最大限努力するという原則のもと、引き続き受信料の公平負担に努めてまいります」とコメントしている。






