日韓戦には勝利したものの、試合中に起きた特大の放送事故によって、視聴者の空気は一変した。
喜びに水を差す、信じがたいミスだった。
【画像】“史上初の金”の瞬間、見られなかった? JTBCが痛恨ミス
韓国女子カーリング代表は2月15日(日本時間)、イタリアのコルティナ・カーリング・オリンピックスタジアムで行われたミラノ・コルティナ冬季五輪ラウンドロビン第5戦で日本を7-5で下し、準決勝進出への望みをつないだ。
問題は試合内容ではなく、中継画面の“外側”で起きた。
第5エンド終了後、第6エンドが始まる直前、中継局であるJTBCがCMを放送したのだが、そのCM中、約10秒間にわたり日本の国旗である日章旗が、画面中央に表示される事態となった。
日韓戦の中継中に起きた、理解しがたいシーンだった。

第6エンド開始直前、ソン・スンヒョン・キャスターは「CM中に予期せぬグラフィックが流れる瞬間がありました。通常、私たちがお届けしてはならない状況の映像が出てしまいました。その点についてお詫び申し上げます」と頭を下げた。
しかし、ネット上は騒然となった。視聴者からは「どうしてあんなミスが起きるのか」「最初はCMの一部かと思った」「わざとじゃないのか? どうやったら放送画面に日章旗が出るんだ」「CM中に日章旗が画面中央に10秒以上も表示されていた」「日本の放送局なのか」といった声が相次いだ。
日韓戦という特殊性を考えると、波紋はより大きかった。今回の騒動は、最近JTBCの中継に対する不満が積み重なっていた状況の中で起きたという点で、なおさら痛手となった。
これに先立ち2月13日、韓国の雪上競技史上初のオリンピック金メダルを獲得したチェ・ガオンのスノーボード女子ハーフパイプ決勝3回目の演技と金メダル確定の瞬間が、メインチャンネルでは生中継されなかった。
当時、JTBCはショートトラック予選の中継を続けており、チェ・ガオンの決定的瞬間は有料チャンネルのJTBCスポーツでのみ放送された。メインチャンネルでは字幕速報で金メダルの知らせが伝えられるにとどまった。
JTBCは「視聴者の選択権を考慮して中継を継続した」と説明したものの、金メダルの瞬間をリアルタイムで共有できなかった視聴者の喪失感は簡単には収まらなかった。
その余波が収まらないうちに、今度は日韓戦の中継中に日章旗が映り込む事故が発生した。オリンピック中継権を長期にわたって保有する放送局として、基本的な画面管理やチェック体制に疑問の声が上がる理由だ。
幸い、試合は韓国の7-5の勝利で終わった。しかし、日韓戦勝利の感動と同じくらい、放送事故の衝撃も大きく残った。繰り返される中継トラブルの中で、オリンピック中継を担う放送局への信頼が揺らぎつつある。
■日本は銅、韓国は“史上初の金”の瞬間…なのに見られなかった? 単独中継局が痛恨のミス



