俳優キム・ソンホの脱税疑惑について、専門家が口を開いた。
キム・ミョンギュ弁護士兼会計士は2月2日、SNSに「チャ・ウヌ氏の200億ウォン追徴金問題が収束しきらないうちに、同じ所属事務所のキム・ソンホ氏の疑惑が浮上した。今回も個人・家族法人に関する問題であり、当分の間、芸能界に注意報が出るだろう」と投稿した。
彼は「自宅住所に法人を設立し、法人カードで生活費を使い、役員である両親に虚偽の給与を支払った疑惑が持ち上がっている」とし、「ところが所属事務所は『脱税ではなく、演劇活動のために設立したが、事業活動がなかったため廃業中』と説明した。やや危険だ。自ら不利な一手を打ったのではないか」と述べた。
続けて「事業活動がなかったのであれば、事業費の支出もないのが通常だ。事業が停止した1年間に法人カードが使用され、両親に給与が支払われていたなら、これは税法上の業務無関係費用(仮払金)に該当する」とし、「法人資金を私的に流用した横領・背任の性格として解釈される余地を、所属事務所自らが開いてしまった格好だ」と指摘した。

さらに「仮払金は単に『お金を借りたのだから返せばいい』というレベルで終わる話ではない。実質的な事業活動がないまま資金が流出していれば、国税庁は代表がボーナスを受け取ったものとみなす賞与処分を下す」と説明した。
キム弁護士は「看板を下ろしたからといって、国税庁が保有している資料や記録が消えるわけではない。むしろ廃業の時点は、税務当局が資金の流れを総点検するのに適した機会になり得る」と懸念を示した。
彼は「核心は実質だ。本当に演劇を企画していたのか、両親が実際に働いていたのかをきちんと疎明しなければならない。疎明できなければ、今回の釈明は『脱税疑惑』を横領・背任論争へと拡大させる火種になりかねない」とし、「今の所属事務所は『まさかここまで考えないだろう』という安易な判断をしているのではないかと懸念される」と付け加えた。
事務所は疑惑を否定
一方、キム・ソンホは2月1日、チャ・ウヌと同様の方法で家族法人を設立・運営し、脱税したという疑惑を受けている。
ソウル・龍山(ヨンサン)区の自宅住所に公演企画会社を登記し、社内理事と監査に両親の名前を載せた。両親は法人カードで生活費や遊興費を支出し、車両も法人名義で登録していたという。
所属事務所ファンタジオは同日、「キム・ソンホはファンタジオと個人名義で専属契約を締結して活動しており、現在の契約関係や活動に関連して法的・税務的手続きを誠実に順守している」と公式立場を発表した。
続けて「過去の個人法人は演劇制作および関連活動のために設立したものだ」とし、「故意の節税や脱税を目的として設立された法人ではない。ファンタジオへ移籍して以降、実際の事業活動は約1年前から行われていない。現在は関連する法律と手続きに従い、廃業手続きを進めている」と釈明した。
なお、キム・ソンホは最近公開されたNetflix『この恋、通訳できますか?』で通訳士チュ・ホジン役を演じた。今後は次回作として、ドラマ『アンフレンド』(原題)をはじめ、ディズニープラス『幻惑』(原題)、ドラマ『議員様のご加護』(原題)の公開を控えている。
◇キム・ソンホ プロフィール
1986年5月8日生まれ。2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビューして以来、演劇界で俳優としての実力を積み重ねてきた。その後活動範囲を広げ、2017年には『キム課長とソ理事』でドラマデビューを果たす。同年のドラマ『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中⁉~』では魔性の詐欺師コン・スチャン役を好演し、「MBC演技大賞」で「新人賞」と「優秀賞」の2冠を達成した。2020年の『スタートアップ:夢の扉』、2021年の『海街チャチャチャ』に出演し、韓国だけでなく、日本でも人気を集めた。
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