韓国の麻薬密輸組織で総責任者として活動していた30代の男が、元プロ野球選手だったことが分かった。
釜山(プサン)地検の強力犯罪捜査部は2月2日、麻薬類管理に関する法律違反などの疑いで、元プロ野球選手の30代の男A氏ら2人を、身柄を拘束したまま起訴したと発表した。
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2人は昨年9月から10月にかけて3回にわたり、ケタミン1.9kgをタイから韓国に持ち込んだ疑いがある。
A氏の関与は、運搬役の供述から明らかになったという。A氏は身分を徹底して隠していたが、運搬役が「大田(テジョン)を本拠地とするプロ野球チームの熱烈なファンのようだった」と話したことが手がかりになった。
検察はこの供述をもとに、警備費の支払いに使われた暗号資産の取引履歴の分析、テレグラムのIP追跡、現地での捜査などを通じてA氏を特定したとしている。
その後、滞在資格の更新のため一時帰国したA氏を1月に逮捕し、共犯とされる30代のプログラマーの男B氏も追加で検挙した。

検察は、韓国国内の流通役など残る組織についても捜査を進め、犯罪収益の追徴も続ける方針だとしている。
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