少女時代のユナが優雅で洗練されたファッションで視線を集めた。
ユナは12月23日、ソウル江南(カンナム)で行われた「第29回春史(チュンサ)国際映画祭」のレッドカーペットイベントに出席し、映画『悪魔が引っ越してきた』(原題)で主演女優賞を受賞する栄誉に輝いた。
ユナはこの日、ブラックのベルベット素材の半袖トップスとフレアミニスカートを合わせたミニドレスを選んだ。
ベルベット特有の高級感ある光沢が際立つトップスは、半袖デザインによってすっきりとしたシルエットを演出し、ネックラインにはクリスタル装飾が施され、華やかさを添えていた。特に首元のジュエリーは、ブラックドレスのシックさにアクセントを加え、上品さを一層際立たせていた。
ボトムスにはAラインのフレアスカートを合わせ、女性らしい雰囲気を完成させた。ブラックのストッキングとブラックシューズを組み合わせ、全体をオールブラックのトーン・オン・トーンでまとめながらも、スカートのボリューム感あるシルエットが軽やかさを加えていた。

クラシックでありながらモダンなこのスタイリングは、ユナの清楚さと洗練されたイメージを見事に表現していた。
ヘアスタイルはすっきりとしたポニーテールでまとめ、端正な雰囲気を完成させた。自然に下ろした前髪と高めに結んだポニーテールは、彼女の整ったフェイスラインを強調し、清純な魅力を最大限に引き出していた。
控えめなメイクとナチュラルなヘアスタイリングは、華やかなレッドカーペットの場においても、ユナならではの節度ある美しさを際立たせていた。

ユナはこの日、映画『悪魔が引っ越してきた』で春史国際映画祭の主演女優賞を受賞したことにより、女優としての存在感をあらためて示した。
同作は、夜明けごとに悪魔として目覚めるソンジ役を演じ、昼と夜でまったく異なる姿を見せる一人二役の演技に挑んだ作品だ。昼は清純なパン職人、夜は“悪魔”へと変貌する大胆なキャラクターを、持ち前の繊細な表現力と幅広い演技の振れ幅で完璧に消化し、高い評価を受けた。
受賞スピーチでユナは、「一歩一歩、しっかり歩んでいきたい」と語り、女優としての決意を新たにした。2025年の1年間、ドラマ『暴君のシェフ』と映画『悪魔が引っ越してきた』を通じてドラマとスクリーンを行き来しながらヒットを牽引した彼女は、青龍映画賞の清浄園人気スター賞をはじめ、各種授賞式を席巻し、名実ともに「ヒットクイーン」としての地位を確立した。

特に『暴君のシェフ』は2025年に放送されたミニシリーズの中で視聴率1位を記録し、Netflixのグローバルトップ10でも2週連続1位に輝くなど、国内外で大きな支持を集めた。
シックで優雅なブラックベルベットルックでレッドカーペットを彩ったユナは、2025年を華やかに締めくくり、2026年もさらに多彩な作品活動でファンと出会う予定だ。
◇ユナ プロフィール
1990年5月30日生まれ。本名はイム・ユナ。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。グループでは「少女時代の顔」としてセンターを担当。絶対的な存在感を見せ、韓国だけでなくアジア諸国、日本、欧米からの人気も高い。女優業も活発で、2019年に公開された主演映画『EXIT』は累計観客動員数900万人を突破する反響を得た。YouTubeチャンネル『Yoona's So Wonderful Day』も好評。



