違法薬物使用の罪で執行猶予中だった歌手ナム・テヒョンが、飲酒運転で摘発され、法廷で容疑を認めた。
ソウル西部地裁刑事11単独は12月11日午前、道路交通法違反(飲酒運転など)の容疑で起訴されたナム・テヒョンの初公判を開いた。
ナム・テヒョンは今年4月27日午前4時10分ごろ、漢江沿いの江辺北路・一山方向の銅雀大橋付近で、前方車両を追い越そうとして中央分離帯に衝突した。事故当時の血中アルコール濃度は、免許取り消し基準(0.08%)に該当する数値だった。
さらに、事故現場となった道路の制限速度は時速80㎞だったが、ナム・テヒョンは時速182㎞で走行していたことも明らかになっている。
この日の公判でナム・テヒョンは、容疑に関する質問に「そうだ」と直接答えたという。
ナム・テヒョンは2023年3月にも飲酒運転事故を起こし、罰金600万ウォン(約60万円)の略式命令を受けている。その後、昨年1月には麻薬投与の疑いで懲役1年・執行猶予2年の判決を受けていた。

◇ナム・テヒョン プロフィール
1994年5月10日生まれ。2014年にボーイズグループ・WINNERのメンバーとしてデビュー。2年後にグループを脱退し、その後はバンド「South Club」を率いて活動。2019年7月に二股問題が浮上し、2022年8月には恋愛バラエティ番組出身の恋人に麻薬投薬を暴露されて議論に。さらに2023年4月には飲酒運転容疑で検察に送致されるなど、トラブルメーカーのイメージが強い。麻薬類管理に関する法律違反の容疑で裁判にかけられ、2024年1月に懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。
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