11月22日(いい夫婦の日)に芸能生活30周年・結婚25周年を迎えたお笑い芸人はなわが初めて家族と子育てについて語った著書『柔道3兄弟と天然ママと僕~はなわの楽しい子育て~』(徳間書店)が発売される。


同作は、その年を代表する理想の夫婦を表彰する「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2025」受賞し、テレビ番組での密着企画や登録者数50万人超のYouTube「はなわチャンネル」で知られる「はなわ家」を支えるはなわが、24年間の子育て経験から得た独自の視点を綴った初の子育て本だ。
本書の特徴は「下から目線」の子育て論にある。子供に対して威厳や尊厳を振りかざすのではなく、むしろ「負けの美学」を実践することで、子供たちの自主性や人間性を育んできたというはなわ独自の視点が展開されている。

第1章「はなわ家の歩み」では、長男・元輝が柔道を始めたきっかけや、次男・龍ノ介、三男・昇利へと続く「柔道3兄弟」の誕生秘話、そして東日本大震災をきっかけに決断した佐賀県への家族移住などが赤裸々に語られている。
第2章「はなわの子育てポリシー」では、はなわ家に細かいルールがほとんどないことも明かされている。ゲームやYouTubeの視聴時間制限はなし、子供の進路も本人の意思を尊重する徹底した自由さが紹介されている。これについて、はなわは「シンプルですが一番は愛情なんだと思っています」と語っている。
第5章「結婚25年、夫婦仲を保つ秘訣」では、中学時代に先輩後輩として出会い、結婚25周年を迎えるはなわ夫妻の良好な夫婦関係を保つ秘訣を明かしている。その秘訣は、徹底的にママのことをリスペクトする姿勢にあり、子供たちにも日頃から「ママってすげえよな」と伝えていることだ。特別インタビューとして、妻であり3兄弟のママである「ママ智子が語る『ママ目線』の育児」をテーマに、佐賀県時代の子育て体験が収録されている。
さらに、実の弟であるナイツの塙宣之との兄弟対談も特別収録。互いに3人の子を持つ父親でもある、はなわと弟の塙宣之が、互いの子育てについて「子供に勉強しろと言ったことがない」「家では人の悪口を絶対に言わない」などの共通点があることが明かされている。

はなわは「この本がなければ、自分の子育てや家族のことを、ここまで改めて深く振り返るタイミングはなかったと思います」とコメント。「今まさに子育てを頑張っている方、悩んでいる方に、『そこまで難しく考える必要はないんじゃないかな』『楽しむことが一番だよ』という気持ちが伝われば」と述べている。
なお、11月24日には芳林堂書店高田馬場店で発売記念サイン本お渡し会も開催される。












