俳優イ・ビョンホンが映画『仕方がない』(原題)で「第35回ゴッサム賞」主演俳優賞の候補に挙がった。
イ・ビョンホンは「ゴッサム賞」で韓国人俳優唯一の主演賞候補に名を連ねた。
イ・ビョンホンとともに候補に挙がった俳優たちも錚々たる面々だ。映画『マグニフィセント・セブン』(2016)で共演した俳優イーサン・ホークをはじめ、女優ジェニファー・ローレンス、アマンダ・サイフリッド、俳優ジョシュ・オコナーなど、ハリウッドの名優たちが名を連ねた。

イ・ビョンホンは『仕方がない』で崖っぷちに追い込まれたマンスを演じ、深い内面の演技を繰り広げた。海外メディアは、彼の演技について「圧倒的な没入感」「驚くべき人間の本物の姿だ」と高評した。
彼が今回の「ゴッサム賞」で韓国人俳優初の受賞の栄誉を掴むことができるか、注目されている。
なお、「ゴッサム賞」は毎年芸術性と創意性が優れた映画を選定する授賞式で「アカデミー賞」授賞式シーズンの始まりともいわれている。
◇イ・ビョンホン プロフィール
1970年7月12日生まれ。漢陽(ハニャン)大学校在学中にアルバイトを通じて「コカ・コーラ」をはじめとした多数のCMに出演。母親の友人が韓国の地上波KBS主催の公開採用オーディションの願書を手に俳優の道を勧め、1990年にKBS公開採用14期生に合格した。翌年にはトップの成績で研修を終え、すぐにテレビドラマ『アスファルト、我が故郷』でデビューした。2000年に公開された主演映画『JSA』は韓国でメガヒットし、社会現象に。2004年にドラマ『美しき日々』が日本で放送された際には、クールさと強引さを兼ねそなえた男らしいキャラクターで視聴者の心を掴んだ。2019年には主演映画『白頭山大噴火』を通じて北朝鮮の工作員を熱演し、大きな反響を得た。
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