女優・大塚寧々が主演を務める映画『ソーゾク』が、10月17日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開される。

同作は“遺産相続”をテーマに、ある一家に巻き起こる騒動を描く。母の死をきっかけに、円満だったはずの鈴木家に亀裂が生じ始める。実家の売却と現金化を望む姉妹に対し、弟夫婦は「跡継ぎ」としての権利を主張。さらに亡き長男の妻も加わり、家族の絆が試される壮絶な相続争いの幕が上がる。
注目は、主演の大塚が演じる佐藤礼子の娘・礼美役を務める、17歳の小森香乃。小森は週刊ヤングジャンプ主催のオーディション「制コレ24」のメンバーに選ばれたほか、『men’s egg』でモデルとしても活動。近年はグラビアでの活躍に加え、女優養成プロジェクト『アクトレス・インキュベーション』のメンバーとして舞台にも定期的に出演するなど活躍の幅を広げている。


礼美は礼子の一人娘で、相続争いを繰り広げる大人たちを「孫世代」の視点から見つめる重要な役どころだ。親世代がお金をめぐって対立を深める中、家族の絆とは何かを問い直す“物語の良心”として描かれる。
