かつてJリーグでもプレーした元サッカー韓国代表の“悪童”イ・チョンスが、モデル出身の妻との“離婚説”に言及した。
10月2日、イ・チョンスの個人YouTubeチャンネル「リ・チュンス」では、「これ以上我慢できません」というタイトルの動画が公開。動画には妻のシム・ハウンも登場し、夫婦で約10分程度のトークが展開された。
イ・チョンスとシム・ハウンは最近、ユーチューブ上で突如「離婚した」とのフェイクニュースが浮上した。この話題に制作陣が触れると、イ・チョンスが「ハウンから(ニュースを)送られてきて、自分もビックリした」とコメント。
シム・ハウンも「合意離婚や協議離婚でもなく、あたかもイ・チョンス側による一方的な離婚発表のように伝えられた。とても不快だったので(イ・チョンスに)電話したが出なかった。また(イ・チョンスが)何かを問題を起こしたのかな、と思った」と伝えた。
このフェイクニュースによって、シム・ハウンは保護者仲間からも誤解を受けたという。「ジュウン(長女)の学校の保護者から“お姉さん(泣く絵文字)”と連絡が来た。私が直接“フェイクニュースです”と説明しなければならなかった」と打ち明けた。

イ・チョンスは「僕らは番組に多く出演して夫婦喧嘩も公開するから、フェイクニュースが多くなる」とし、シム・ハウンは「私たちがビルを持っているなどの噂も多いけれど、本当に何もない」と強調した。
イ・チョンスは「これまで出回ったフェイクニュースや悪質コメントは、すべて証拠として持っている」と、法的対応の可能性を示唆。シム・ハウンも「携帯に『刑事告訴』というフォルダを作ってある。サブアカウントも全部突き止めるつもりだが、それで知り合いだったら怖い」と付け加えた。
また、シム・ハウンは「私はオッパ(夫)と結婚して初めて注目を浴びて、悪口を言われるようになった。良いことをしても非難された。子どもが成長して保護者になったので、ちょっとしたことでも神経を使う」と胸中を告白。イ・チョンスは「僕らはとても幸せに暮らしている。子どもたちも元気に育っている。あり得ないフェイクニュースなんかではなく、ただ作り話にすぎない」と一蹴し、「いずれ子どもたちを育て終えたら、妻と一緒に高興(コフン)に移り住んで、静かに暮らすつもりだ」と妻への愛情を表した。
シム・ハウンも「綺麗だと言ってくれる夫がいて、私たちは幸せに暮らしている。だからフェイクニュースはもうやめてほしい。みんなが幸せであってほしい」と強調した。

イ・チョンスは1981年7月9日生まれの44歳。現役時代は総額750万円以上の罰金を受けるなど、韓国サッカー界屈指の“悪童”で知られた。
ただ、韓国代表としてワールドカップ2大会に出場し、2002年日韓大会ではベスト4進出を経験。2010~2011年には大宮アルディージャに在籍し、2年間でJ1リーグ通算43試合8ゴールを記録した。2015年11月に現役引退を表明し、以降は解説や仁川(インチョン)ユナイテッドの戦力強化室長などを経て、現在はユーチューブでの動画投稿などタレントとして積極的に活動している。
妻のシム・ハウンは1983年12月12日生まれの41歳で、主にモデルとして活動。2012年にイ・チョンスと結婚し、2013年6月に長女ジュウン、2020年1月に双子の長男テガン、次女ジュユルが誕生している。