1998年長野冬季五輪で金メダルを獲得した元ショートトラック韓国代表キム・ドンソンが、再び競技現場に復帰することがわかった。
キム・ドンソンの妻イン・ミンジョンは9月21日、自身のインスタグラムを更新。「Good Job」とキャプションに綴り、数枚の写真を投稿した。
公開された写真には、キム・ドンソンの顔写真が貼られた韓国氷上競技連盟発行の指導者資格証が写っている。キム・ドンソンの名前の下には「ショートトラック」と明記されている。
イン・ミンジョンは去る8月23日、「2025年指導者講習会。およそ8年ぶりに講習会に参加したキム・ドンソンを応援する。ショートトラック発展のために走れ走れ。勇気」と投稿し、ショートトラックの現場復帰に向けて準備する近況を伝えていた。

キム・ドンソンは1980年2月9日生まれの45歳。かつては若くしてスピードスケート・ショートトラックの韓国代表選手として活躍し、1998年長野冬季五輪で男子1000m金メダルと男子5000mリレー銀メダルを獲得。世界選手権でも数多くの金メダルを手にするなど、10代後半~20代前半に全盛期を過ごし、2004年に現役を引退した。
引退後は2004年に一般女性と結婚するも2018年に離婚し、養育費未払い問題などで物議を醸した。ただ、2021年5月に現在の妻であるイン・ミンジョンと再婚。その後は生活費と養育費を稼ぐため、建設現場で勤務する近況が伝えられ注目を集めていた。