スターバックスにて、本日より秋の新作として『ほうじ茶香る 焼き芋 ムース ティー ラテ』(店内価格:640円)、『チョコレート ムース ラテ』(店内価格:600円)を販売する。この記事では、ほうじ茶の香ばしさに焼き芋ムースの“ふわもち”食感、さらに芋のごろっと感まで楽しめる一杯『ほうじ茶香る 焼き芋 ムース ティー ラテ』を実食レポートする。
「ほうじ茶香る 焼き芋 ムース ティー ラテ」を実食!気になる香りや甘さは?

スターバックスの新作「ほうじ茶香る 焼き芋 ムース ティー ラテ」は、ビジュアルから“和の秋”が伝わる落ち着いたビジュアル。グラスのトップには淡い黄金色の焼き芋ムースがたっぷり重なり、表面には赤紫の焼き芋パウダーがひと振り。中層はほうじ茶カラメルミルクのベージュがのぞき、底にはさつまいもチャンクソースがごろっと沈む。横から見ると三層のコントラストがくっきり、スプーンですくえばムースはふわっと、もっちり。上から見ても横から見ても、焼き芋とほうじ茶の「香ばしさ」と「やさしい甘さ」が視覚から訴えてくる一杯だ。
最初に感じるのは、カップからふわっと立つほのかな焼き芋の甘い香りと、ほうじ茶感。トップには“ふわふわもっちり”の焼き芋ムースと焼き芋パウダー、中層は香ばしいほうじ茶カラメルミルク、底には“ごろごろ”食感のさつまいもチャンクソースという3層構成だ。見た目は黄金色のグラデーションで、秋の気分をスイッチしてくれる。
ムースの“ふわふわ”と焼き芋の“ごろっと”感がたまらない

まずはムースだけをすくってひと口。雲を口に含んだように軽やかでありながら、舌の上では焼き芋の優しい甘みとコクが広がる。さらに焼き芋パウダーのほのかな皮の香りが重なり、秋の訪れを告げるような風味に仕上がっている。ムース単体でも楽しめるが、下層のほうじ茶ミルクや焼き芋ソースと一緒に味わうことで、より立体的な味わいに変化するのも魅力だ。

吸い口を底まで差し込むと、まず届くのは角切りのさつまいもを混ぜ込んだ焼き芋あん。ストローの内径ギリギリのサイズでカットされた豪華仕様で、強く吸い込むと喉へダイレクトアタックするので要注意。口に入ると“ほっくり”と“とろり”が同時に押し寄せ、焼き芋の“蜜”を思わせるやさしい甘みがじわりと広がる。そこへ香ばしいほうじ茶が後からふわっと重なり、甘さに奥行きを加えながらも、あと口は不思議と軽やかにまとまる。
混ぜて完成!香ばしさ×甘み×食感が一体に

最後はストローを上下に動かして軽くミックス。香ばしいほうじ茶カラメルミルクを軸に、ムースのまろやかさと芋チャンクの“ごろっ”とした食感が一体化する。なめらかな口あたりに、ときおり芋の存在感が顔を出すことで、飲み心地にほどよいアクセントが生まれる。
ひんやりとした軽やかな飲み心地でスッと喉を通りながらも、同時に香ばしさと甘みがしっかり“秋”を連れてくる。最後のひと口までバランスよく楽しめ、気づけば自然と飲み切ってしまう仕立てだ。まずはムースだけ→底の芋→最後に軽く混ぜるの順で、三層それぞれの個性と一体感の両方を楽しみたい。
