20年以上“入国禁止”の韓国歌手ユ・スンジュン、3度目のビザ訴訟で勝訴も「過去の行為は認められない」 | RBB TODAY
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20年以上“入国禁止”の韓国歌手ユ・スンジュン、3度目のビザ訴訟で勝訴も「過去の行為は認められない」

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20年以上“入国禁止”の韓国歌手ユ・スンジュン、3度目のビザ訴訟で勝訴も「過去の行為は認められない」
  • 20年以上“入国禁止”の韓国歌手ユ・スンジュン、3度目のビザ訴訟で勝訴も「過去の行為は認められない」

母国への入国が20年以上禁止されている韓国歌手ユ・スンジュン(米名スティーブ・ユ)が、韓国入国ビザ発給をめぐる3度目の訴訟で勝訴した。裁判所は発給拒否の取り消しを命じた。

法曹界によると、ソウル行政法院行政5部(イ・ジョンウォン部長判事)は8月28日、ユ・スンジュンがロサンゼルス総領事を相手取って起こしたビザ発給拒否処分取り消し訴訟の一審で、原告勝訴の判決を下した。

ユ・スンジュンはこれまで2度の関連訴訟で勝訴していたが、入国禁止措置は維持され、ビザ発給も認められなかった。

この日、裁判部はユ・スンジュンが「法務部の2002年の入国禁止決定は存在しない」として起こした“入国禁止不存在確認訴訟”については、「処分性が認められず裁判所の判断対象にならない」として却下した。

ユ・スンジュン
ユ・スンジュン

そのうえで「ユ・スンジュンの言動が韓国の安全保障や秩序維持、外交関係などの利益を害する恐れがあるとは見難い」と判断しつつも、「今回の判決は、決して彼の過去の行為を適切と認めるものではない。仮に入国が許可され国内に滞在したとしても、成熟した国民意識を踏まえれば、彼の存在や活動が韓国の利益や安全に害を及ぼす懸念はないと考える」と付け加えた。

ユ・スンジュンは韓国で歌手として活動していた2002年、入隊を3カ月後に控えた時点で米国市民権を取得し、兵役忌避のためだったのではないかという疑惑が浮上。これを受け、韓国法務部は彼を入国禁止リストに登録した。

その後、兵役義務が解除される満38歳を迎えた2015年8月、ユ・スンジュンは在外国民ビザ(F-4)の発給申請を開始。しかしロサンゼルス総領事館によるビザ発給拒否と訴訟が繰り返されてきた。

直近でも発給を拒否されたため、ユ・スンジュンはロサンゼルス総領事館と法務部長官を相手取り3度目の行政訴訟を提起。第2回弁論でも法務部側は「入国を許可することはできない」と主張していた。

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《スポーツソウル日本版》
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