JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる日韓合同オーディションプロジェクト『Nizi Project Season 2』から誕生したグローバルボーイズグループ・NEXZ(ネクスジ)の勢いが止まらない。
現在NEXZは、6月~8月にかけて全15都市・18公演を巡る全国ツアー「NEXZ LIVE TOUR 2025 “One Bite”」を開催中だ。7月16日には待望のJapan 2nd EP『One Bite』をリリースし、精力的に活動している。
そんな彼らが、全国ツアーの象徴ともいえる日本武道館公演を7月18日・19日の2日間にわたり開催した。
“Simmer=沸騰寸前”の熱気に包まれた会場。オープニング映像が終わると、今のNEXZらしさを詰め込んだ話題曲『Simmer (Japanese Ver.)』で幕開け。観客のボルテージは一気に最高潮に達し、NEXZの人気を象徴する光景が広がった。

幕間では新たな映像とビジュアルが観客の息を呑ませ、新曲『One Bite』が初披露された。巨大な南京錠と鎖が出現するステージセットの中で、ささやくような静けさと感情をぶつけるような激しさを同居させ、リアルな心の揺れをリリックとメロディで表現。強烈なインパクトを残し、会場は“まさにOne Bite”な熱狂に包まれた。
一方、MCでは平均年齢18.4歳の等身大の可愛らしさがあふれ、メンバー同士のほほえましいやりとりに客席からは笑顔がこぼれた。
公演では、『One Bite』収録曲をはじめ、日本語曲・韓国語曲を巧みに織り交ぜた多彩なセットリストで構成された。ツアー前半で磨かれたチームワークとパフォーマンスで観客を魅了した。

エンディングには特別なサプライズも。初日には『One Bite』がオリコン「デイリーアルバムランキング」で1位を獲得したことを祝うケーキが登場し、2日目にはデビューからの1年間を振り返る映像が流された。さらに、観客のスマホライトが星空のように輝き、メンバーが思わず涙を流す場面も見られた。
YUは「この1年間、本当にいろんなことがあったけど、この7人だから乗り越えられた」と語り、SEITAは「日本武道館に立てたのは、紛れもなくNEX2Y(ファン)のおかげ」と感謝を伝えた。末っ子のYUKIも「今の自分がどれだけ幸せかを、今日改めて実感しました」と涙ながらに話した。
SO GEONは「日々つらいことがあっても、“NEXZがプレゼントをくれる”と思って生きていれば、きっとワクワクした気持ちで頑張れる」とファンにエールを送った。

アンコールの最後には、『One Bite』収録の新曲『One Day』をスクリーンに歌詞を映しながら披露。希望に満ちたサウンドと共に、「共に進もう」というピュアな想いが会場を包み、日本武道館を感動で満たした。
NEXZだけの世界観を全身で表現した「NEXZ LIVE TOUR 2025 “One Bite”」の日本武道館2daysでは、計1万8000人を動員し、アンコール含め約2時間半・全20曲を披露する大充実の内容で幕を閉じた。
なお、全国ツアーは8月21日まで続き、総動員数は5万人超を見込んでいる。さらに、Japan 2nd EP『One Bite』がBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート「Top Albums Sales」で初登場1位を記録。待望のBillboard JAPAN週間チャート首位を達成し、破竹の勢いを国内外に証明する形となった。

『One Bite』の快進撃を携え、加速度を増しながら全国を駆け抜けるNEXZ。この夏、日本全土で“ひとカマし”していく彼らの躍進に、ますます注目が集まっている。