離婚をめぐるドロ沼の争いから5年、女優ク・ヘソンと俳優アン・ジェヒョンがそれぞれの人生を誠実に歩んでいる。
学生でありながら事業家としても活動の幅を広げ、バラエティ番組でも活躍しながら、それぞれの道に集中している。
ク・ヘソンは最近、事業家としての存在感を高めている。アン・ジェヒョンと離婚後、学業に専念し、成均館大学映像学科を首席で卒業。その後、KAIST(韓国科学技術院)の科学ジャーナリズム大学院に進学し、修士課程での勉学を続けている。
特に、学業に集中していたク・ヘソンは、自ら発明した「ヘアロール」で特許を取得し、本格的に事業家としての一歩を踏み出し注目を集めた。以前、あるバラエティ番組でも彼女はこのヘアロールを開発中であることを明かしていた。

彼女が開発したヘアロール製品の特許は2020年7月に出願され、2021年12月に正式に登録された。
その後、ク・ヘソンは予備ベンチャー企業確認書やブランドとの協約書などを公開し、ヘアロール事業家として忙しく活動している近況を伝えた。特に7月16日には「ローンチ準備中です」というコメントとともに複数の写真を投稿し、特許を取得したヘアロールに関する協約を締結したことを明らかにした。
大学卒業と同時に大学院での学びをスタートさせ、学生として、また自身が開発したヘアロールの商用化作業を進める事業家として、ク・ヘソンは精力的に“人生の第2幕”を歩んでいる。
一方のアン・ジェヒョンは、バラエティ番組でその姿を頻繁に見せている。

アン・ジェヒョンはク・ヘソンとの離婚の暴露戦があった当時、ドラマ『欠点ある恋人たち』に出演中だった。その後、2020年7月に離婚が成立したが、1年以上にわたり活動を休止し、2021年にバラエティ番組『新西遊記スペシャル スプリングキャンプ』(原題)で復帰した。
以降、2023年にはドラマ『本物(チンチャ)が現れた!~まさか結婚するなんて~』にも出演し、俳優としての活動も再開したが、バラエティ番組でより多くの姿を見せている。
韓国MBCの『私は一人で暮らす』(原題)では、離婚後、再び一人になった日常を公開して話題となり、昨年は50歳以上のシニアたちが出演する恋愛バラエティ『最後の愛』(原題)にも出演した。
さらに、今年5月に放送開始したKBS 2TVのバラエティ番組『行く情、来る情 イ・ミンジョン』(原題)にも合流し、バラエティ活動に力を入れている。同番組では、離婚後の心境を打ち明け話題を集めた。
バラエティでは、よりリラックスした自然な姿を見せながら、率直さで視聴者に近づいているアン・ジェヒョンだ。
(記事提供=OSEN)
◇ク・ヘソン プロフィール
1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後、本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。俳優アン・ジェヒョンと2016年5月に結婚したが、2020年7月に離婚が成立した。
◇アン・ジェヒョン プロフィール
1987年7月1日生まれ。もともとはモデルとして人気を集めており、2011年にバラエティ番組への出演をきっかけに世間に知られるように。2013年に放送されたドラマ『星から来たあなた』で俳優としての活動を開始した。2015年に女優ク・ヘソンと『ディア・ブラッド~私の守護天使』で共演し、これがきっかけとなり2016年5月に結婚。しかし2019年9月に離婚訴訟を起こし、2020年7月に離婚した。