済州島出身の元アイドルの好みは、『おつかれさま』よりも『私たちのブルース』だった。
7月16日に公開されたYouTubeチャンネル『ソン・シギョンの会いましょう』には、歌手のZO ZAZZ、SISTAR出身のソユ、2AMのイム・スロンがゲストとして出演した。
この日3人は、ソン・シギョンが料理を準備する間、マッコリを飲みながら和やかな雰囲気で自然な会話を交わした。
ソユが「私は済州島の人。でも、済州の人だと言うと『8歳で(ソウルに)来たのなら済州人ではないでしょ』と言われる。どう思うかは自由ですけどね。生まれたのは済州なんだけど」と語ると、ソン・シギョンは「8歳までいたのなら済州の人でしょ」と相づちを打った。これにソユは「じゃあ、済州の人ということでお願いします」と返し、笑いを誘った。

続けて、済州出身のソユに対し、ソン・シギョンはNetflixドラマ『おつかれさま』の感想を尋ねた。
しかしソユは、きっぱりと「でも、私はちょっと失望した」と語った。この発言にソン・シギョンは「編集しよう」と冗談を交えて場を和ませ、イム・スロンも「危ないな」と笑いをこぼした。

ソユはすぐにその理由について説明を加えた。「理由がある。済州の人だから、方言がもっとたくさん出てくると思ってた。『私たちのブルース』を観ていたときは、周りの人たちが内容を理解できないのが面白かった。それを隣で通訳してあげるのが楽しくて。『何言ってるかわからないでしょ?』って説明してあげたかったのに、思ったより方言が出てこなかった」と語り、納得を誘った。

なお、ドラマ『おつかれさま』は済州島を舞台にしたロマンスドラマで、IUとパク・ボゴムの共演でも話題を集めた。作品は感情的なストーリーと感覚的な演出で好評を博した。
また、2022年に放送された『私たちのブルース』は、済州島を舞台に、人生の崖っぷち、絶頂、またはスタートにいる人々の甘くて苦い人生を応援したオムニバスドラマだ。イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、ハン・ジミン、キム・ウビンなど、豪華メンバーも話題になった。
(記事提供=OSEN)