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森保ジャパンに敗れた韓国ホン・ミョンボ監督の一問一答・全文「日本に敗れたが良い試合をした。希望が見えた」

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森保ジャパンに敗れた韓国ホン・ミョンボ監督の一問一答・全文「日本に敗れたが良い試合をした。希望が見えた」
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「負けたが、私たちは日本よりも良い試合をした。希望が見えた」。韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督は、ライバル日本に敗れたものの、試合内容には満足感を示しながらこう語った。

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韓国代表は、7月15日に龍仁(ヨンイン)ミルスタジアムで行われた日本代表との『2025東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1選手権(東アジアカップ)』男子部・最終戦で0-1で敗れた。大会通算2勝1敗(勝ち点6)を記録した韓国は、3戦全勝(勝ち点9)の日本に及ばず準優勝にとどまった。

さらに韓国は、2019年、2022年に続き、日本とのAマッチ3連敗に陥った。

この大会は国際サッカー連盟(FIFA)の国際Aマッチデー期間外に開催されたため、両チームとも主力の欧州組は招集されなかった。主にKリーグとJリーグで活躍する選手たちで代表チームが構成されたが、前半は実力差が見られた。

韓国と日本はともに3バックを採用した。守備時には5バックを形成し、攻撃時には後方からビルドアップを試みるというゲームモデルが似ていたため、なおさら比較された。

韓国はパスの質が劣り、フィジカルでも押され、序盤の集中力にも課題を残した。前半8分、相馬勇紀の左クロスの際、ジャーメイン良の動きとシュートタイミングを読み切れず、先制点して決勝ゴールとなる失点を許した。

その後、韓国は後半にイ・ホジェ(浦項)を前線に投入すると、連携プレーが生き返った。終盤にはオ・セフン(町田)も投入し、「ツインタワー」を形成して日本の守備を揺さぶる場面が多かった。しかし、イ・ホジェのハーフボレーシュートが相手GKに防がれるなど、得点には至らなかった。

以下はホン・ミョンボ監督の記者会見での一問一答。

ホン・ミョンボ監督

―試合の感想は?
選手たちは準備した通り十分に良いプレーをしたと思う。もちろん結果は残念で、失点シーンも残念だ。それ以外は選手たちが良いパフォーマンスを見せてくれたと考えている。長い時間ではなかったが、今回の招集を通じて選手たちが見せた姿勢は立派だった。この試合前に、結果も重要だが、3バックに対する十分な検討(実験)が必要だと考えていた。長所・短所があったが、(短所は)今後補完していく必要がある。

―3試合を通して得た収穫は何か。
我々には確固たるプランAがある。世界の舞台で戦うために必要なプランBを準備しなければならない。(アメリカで行う)9月の強化試合では時間的余裕がない。この大会で十分に(試すべきだった)。もちろん(欧州組抜きで)国内選手中心に準備したが、その中で競争力のある選手がいた。ポジションごとに長所を示した選手がいる。ただ、中盤と守備の間にスペースが広がる場面があった。(今日も)相手に大きなチャンスを与えなかったが、改善が必要だ。もっとコンパクトに運用しなければならない。

―日本の選手と比べて、ボールキープ、パス精度、フィジカル面で劣ったのではないか?
私も日本に長くいて、ずっと両国のサッカーを比較分析してきた。まず両国は幼少期の時点からサッカーの学び方が異なる。その部分はどうしようもない。では、我々が過去に(日本に)勝ったときはどうだったのか。日本は試合の勝敗にかかわらず一貫性を持ち、1990年代から歩んできた。我々は重要な局面で(日本との競争力を比べると)危機的状況まで来ていると知りながら、ただ勝つことだけにこだわっていた。そして(勝てば)その結果に満足していた。我々の選手たちも個人技術面で多くの努力をしている。成長もある。フィジカル面などは見る人によって評価が分かれるが、私は大きく押されていたとは思わなかった。精神的にも相手に劣っていなかった。(基本技術の部分は)今後、代表チームだけでなく韓国サッカー全体で大きな努力が必要だ。

―フルメンバーの代表チーム内に競争意識を与えそうな選手はどれほど発見できたのか?
何人か発見できた。多くて5人以上。もちろん今日の試合後に別の評価もあるだろうが、テストしたスリーバックでそれなりに良い競争力を見せたと思う。(該当選手が)今後も安定して活躍すれば、十分にワールドカップ本大会にも行けると考えている。

―1990年代以降の日本サッカーの一貫性に言及したが、その点で今日の試合はどうだったか。(日本記者の質問)
全体的に見て、今日の両チームを比較すると、我々の選手たちの方がより良いプレーをしたと思う。日本は本来の強みや持ち味を出せなかった。もちろんいくつかのシーンはあったが、我々の守備を脅かすことはなかった。(我々は)ボール支配率、シュート数でも上回った。得点シーン以外に我々の守備陣を困らせる場面はなかった。日本サッカーがこれまで一貫して築いてきたものと比べても、我々に大きな脅威を与えられなかったと思う。日本は(ワールドカップ)最終予選から同じシステムで運営されてきた。新しい選手が入っても、代表チームが持つマニュアルを通じてすぐに(戦術を)理解できる。我々は3バックを今大会で中国戦から(初めて)試した。もちろん(日本戦で)結果が出ず残念であり、ファンには申し訳ないが、選手たちから大きな希望を発見できた試合だった。

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《スポーツソウル日本版》
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