突然この世を去ったソルリさんと同じガールズグループf(x)出身のルナが、苦しかった過去を打ち明けた。
7月15日に放送された韓国KBSのトーク番組『朝マダン』（原題）には、ルナとミュージカル俳優チェ・ジョンウォンがゲストとして出演した。
この日、ルナは「私にとってとても特別な母」というテーマで、母への切ない思いを語った。
ルナは「母は声楽専攻でソプラノ歌手だ。母は私の精神的支えであり、良き友人でもある」と紹介した。
続けて、「実は私は長い間、とても病んでいた。25歳から30歳までつらい時期があり、そのときはほとんど人に会えず、目が覚めれば仕事をして、休めるときは家で休むということを繰り返していた。そのとき、私は一人でいてはいけない状態だったので、母が実の姉と一緒にすべてのスケジュールに同行して世話をしてくれた」と告白した。
ルナが25歳だったのは、2019年。同年10月、f(x)のメンバーだったソルリさんが突然この世を去ったことが記憶に新しい。
続けてルナは「アイドル、歌手、ミュージカル俳優という職業を諦めようとした。もう自分にはこの仕事をする資格がないように思えたが、母が『いつでもあなたが戻れる場所があるから、少し失敗したっていい。あなたがやりたいことを全部挑戦して、それから諦めてもいいんじゃない』と言ってくれたおかげで、5年間耐えて、健康に立ち直ることができた」と感謝の気持ちを伝えた。
なお、ルナは2009年にf(x)のメンバーとしてデビューし、『LA chA TA』『Chu～♡』『Pinocchio』などのヒット曲で大きな人気を得た。しかしf(x)は2016年以降、事実上の解散状態に。
ルナは2019年に所属事務所との専属契約が終了すると独立し、ソロ歌手およびミュージカル俳優として精力的に活動を続けている。
◇ルナ プロフィール
1993年8月12日生まれ。韓国・ソウル出身。2006年に出演したバラエティ番組がきっかけで、SMエンターテインメントの関係者にスカウトされた。2009年にガールズグループf(x)のメインボーカルとしてデビュー。2011年にミュージカル『キューティ・ブロンド』のエル・ウッズ役でミュージカルデビューを果たし、数多くのミュージカル作品に出演している。2019年10月にSMエンターテインメントからHUMAP CONTENTSに移籍した。
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