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一度でも名前が挙がったらアウト 疑惑を乗り越え復帰を目指す韓国女優たちだが、人気回復は未知数のワケ

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一度でも名前が挙がったらアウト 疑惑を乗り越え復帰を目指す韓国女優たちだが、人気回復は未知数のワケ
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校内暴力の加害者として取り沙汰された女優たちが、慎重に復帰の扉を叩き始めている。

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非常にデリケートな問題であるうえ、拒否感が大きい分野であることから、世間の視線は分かれている。

女優シム・ウヌは、7月5日にYouTubeチャンネル「シム(休み)、ウヌ」を開設し、慎重ながら復帰ののろしを上げた。

「少し緊張している」という言葉で始まった動画で、彼女は静かだが芯のある口調でこれまでの時間を語った。

シム・ウヌは「校内暴力ではないという結果を、長い時間戦って得ることができた」とし、5年間演技から離れていた理由を説明した。彼女は自らを「俳優であり、8年目のヨガ講師」と紹介し、しばらく演技を離れ、ヨガで日常を生きてきたことを語った。

シム・ウヌ
(写真提供=OSEN)シム・ウヌ

また、「大変な時期だったが、よく耐え、日常を守ろうと努力してきた。受けた愛を返せる人になりたい」と述べた。YouTubeを始めた理由については「休息を届けたい」と説明した。

女優としてオーディションの機会すらほとんどなかった過去を淡々と語り、これからは再び演技を始めたいと告白した。

シム・ウヌは2021年、中学校の同級生の告発により疑惑が浮上した。当時撮影中だったドラマ側の助言で、公式謝罪文を発表した。

しかしその後、「校内暴力を行った事実はない」として法的に説明を続けた。警察は「告発者の証言が虚偽だと認めるには証拠が不十分」という理由で不起訴処分を決定した。

シム・ウヌ側は再捜査を求めて異議申し立てや抗告、再審請求まで行い、無実を訴えた。映画『セイレ』(原題)で慎重に復帰した彼女は、現在も真実を明かし続けている。

ドラマ『私の夫と結婚して』で知られる女優ソン・ハユンも、校内暴力疑惑から1年ぶりに声を上げた。

ソン・ハユン
(写真提供=OSEN)ソン・ハユン

ソン・ハユンには2024年4月、学生時代に暴力をふるった加害者だったという主張が持ち上がった。

しかし今年に入り、ソン・ハユンは告発者を刑事告訴し反撃に出た。「提起された内容は明白な虚偽」とし、「強制転校など事実無根の主張について、多数の客観的証拠を捜査機関に提出した」と明らかにした。

その後、告発者は「強制転校は事実で、逆告訴は虚偽告訴にあたる」と対抗し、ソン・ハユン側は再び「事実はなく、海外滞在を口実に虚偽の情報を流している」と反論した。

さらにソン・ハユンは法律事務所を通じて復帰の意思を示し、正面突破を選択した。両者は一歩も譲らず、真実をめぐる攻防は現在も続いている。

校内暴力疑惑後に復帰を試みたスターは、彼女たちだけではない。キム・ヒオラは告発者との面談を通じて誤解を解いたとし、SNSを再開している。

しかし、大衆の反応は依然として分かれている。法的判断が下されたとしても、当事者間で合意があったとしても、過去の疑惑は簡単に忘れ去られるものではない。復帰を受け入れる人もいれば、なお疑念を抱く人もいる。

論争を経て復帰の歩みは始まったが、それがすぐに大衆の信頼回復を意味するわけではないのだ。

校内暴力疑惑後に活動再開を選んだ彼らの決断が、どのような結果につながるのかは未知数だ。「校内暴力」というレッテルを背負ったスターたちが、危機を乗り越え成功裏に復帰して活動を続けられるのか注目される。

◇シム・ウヌ プロフィール

1992年6月2日生まれ。2015年の短編映画『2人の姉妹』でデビュー。ドラマ『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』『アスダル年代記』などを経て、2020年の大ヒットドラマ『夫婦の世界』にミン・ヒョンソ役で出演して注目を集めた。しかし2021年3月、学生時代にいじめの加害者だったとの暴露を受け、最終的に謝罪して活動を中断した。2022年11月、映画『セイレ』(原題)で復帰した。

◇ソン・ハユン プロフィール

1986年12月2日生まれ。本名キム・ミソン。2004年、高校生のときに雑誌モデルとしてデビュー。芸名「キム・ビョル」で活動したが、2012年のSBSドラマ『ファントム』から現在の芸名「ソン・ハユン」に変更した。以降、ドラマ『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』『恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~』『オー!ヨンシム-帰ってきた初恋-』、映画『完璧な他人』などに出演。2024年のドラマ『私の夫と結婚して』で、主人公を裏切る悪役を熱演して一気に知名度を上げた。

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《スポーツソウル日本版》
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