4月に急逝した元プロサッカー選手、カン・ジヨンさんの妻イ・ダウン氏が、ネット上の誹謗中傷などに強い怒りを示した。
5月15日、イ・ダウン氏は自身のSNSに「私の前に来て話して。気になるなら堂々と顔を見せて聞いてこい。全部ぶちまける前にね」と、怒りをあらわにした投稿を行った。
この投稿に先立ち、彼女は一部のネットユーザーから送られてきたDMの内容も公開。その中には、「そのお金が何だっていうの…忘れればよかったのに。なんであんなに追い詰めたんですか?放送後も理解できない義両親と絶縁すればよかったのに、なんでまた連絡を?お子さんと幸せになってください」「カン・ジヨン選手の死因を聞いてもいいですか?」「番組を見ててすごく辛かったです。なぜあんなに攻め立てたんですか?まるで罪人扱いしていて、見ていて不安でした」など、無遠慮なコメントが並んでいた。

4月22日に急逝したカン・ジヨンさんは1989年生まれで、2009年にKリーグの浦項スティーラースに指名されてプロ入り。その後、富川FC 1995、江原FC、仁川ユナイテッドFCなどでプレーし、2022年シーズンを最後に現役引退。スパイクを脱いでからは化学物質の製造工場で働いていた。
最近はイ・ダウン氏とともにバラエティ番組『離婚熟慮キャンプ』シーズン9に出演し、夫婦間の悩みなどを率直に語っていた。
番組内では、カップルカウンセリングや心理テスト、専門家や出演者からの助言を受け、夫婦関係の修復に努める様子が描かれた。最終回の調整セッションでは、互いの愛情を再確認し、前向きな未来を誓っていた。

しかし、放送から間もなくしてカン・ジヨンさんの訃報が伝えられた。葬儀後、イ・ダウン氏はSNSで「どうか、私たち家族3人に対する憶測は控えてください。私たち夫婦は子どもを心から愛していました。今も大切に想っています。あの子がこれから傷つかずに成長できますように」と、沈痛な想いを綴っていた。
その後も彼女は「真実は必ず明らかになると信じています。事実を歪曲したり、誇張して話し続ける行為が繰り返される場合、やむを得ず法的措置を取らざるを得ないことを、はっきり申し上げます」と強調していた。
(記事提供=OSEN)