田邊教授と妻・聡子が、卑劣な新聞小説の題材に!?『らんまん』第93話 | RBB TODAY
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田邊教授と妻・聡子が、卑劣な新聞小説の題材に!?『らんまん』第93話

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『らんまん』第94話 (c)NHK
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  • 『らんまん』第94話 (c)NHK

 9日放送の連続テレビ小説『らんまん』第93話では、田邊教授(要潤)の周辺で不穏な出来事が起こる。

 長屋の住人・丈之助(山脇辰哉)が仲間に「みんな、ちょっと聞いて。俺、ドクダミ抜くのこれが最後になるから」と切り出し、「今の原稿書き上げたら最後の原稿料、大八幡楼に入れてくる!ついに彼女を身請けするから!」と宣言する。九兵衛(住田隆) は「そういえば、あれだな。近頃、小説だの増えたしのう」と受け流し、ゆう(山谷花純)も「店にも来るわね。自分で作家名乗ってるやつ」と、まともに取り合わない。

 寿恵子(浜辺美波)は質屋で、ある新聞小説の話を耳にする。それは、女学校の校長も務める田口という大学教授が、里江という女生徒に手を出してしまうというストーリー。ついに里江は田口を受け入れ、自らは女学校を中退してしまうという展開なのだとか。その時、寿恵子が思い出したのが、田邊とその妻・聡子(中田青渚)。東大教授の田邊は女学校の校長に就任。また結婚後、聡子は御茶ノ水の高等女学校を中退していた。低俗な小説内容ではあるものの、田邊と聡子の関係に似通っていることに胸騒ぎを覚えた寿恵子は「ごめんなさい!私、用事思い出した」と言って立ち去る。寿恵子がやってきたのは田邊の屋敷。その前には、小説を読んだ民衆が田邊をモデルにしているとすっかり信じ込み、「教師にあるまじき、ふらち!田口出てこい!」「破廉恥校長~!」と大騒ぎしていた。

 この小説を書いたのは一体誰なのか?小説家を目指している丈之助が登場する冒頭のシーンは、時代背景を印象付けるための単なる演出なのか、それとも丈之助と新聞小説は関係があるのだろうか?詳細は不明だが、憶測が広がりそうだ。

 明日10日の第94話。田邊家の周りはやじ馬だらけで、警察が来るほどの騒ぎとなっていた。そんな中、駆けつけてくれた寿恵子に、聡子は心から感謝するのだった。そこへ、田邊が帰ってきて…。

《杉山実》
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