老若男女に愛され、約63年の歴史を誇る吉本新喜劇が「GM(ゼネラルマネージャー)」制度を導入。24歳で座長に抜擢され、各メディアでも活躍した寛平が、今年、GMに就任し、毎月大阪にて「GM月例会見」を開催してきた。今回は直前まで行われていた「吉本新喜劇座員総選挙」にてトップ30にランクインした座員も参加。総選挙の振り返りや、あの人気座員についても言及する一幕があった。
今回、総選挙で1位となったのは、お笑いコンビ・水玉れっぷう隊としても活躍するアキ。改めて胸中を問われると「“新喜劇が盛り上がったら”とずっと思っていたので、こうした企画を作ってくださった寛平GM、社員のみなさんに感謝しています。僕は芸歴も長いので、いろんな人に支えられてきた。これを機に恩返しする意味でも新しいことに挑戦していきたいと思います」と語った。
2位の辻本茂雄は、座長を勇退して3年半。自分の順位よりも、辻本の座長時代に人気座員だったものの、最近は出演が少なくなった座員がランクインしていることが嬉しかったという。「何年たってもさびれてへんな(とファンに思ってもらったことが)嬉しかったですね」とコメントした。3位のすっちーは「すごく嬉しいです」とニヤリ。サプライズでランクインした座員をイジリつつ、総選挙が盛り上がったことについて満足そうにしていた。
一方、間GMも「意外なメンバーもいてるし(笑)、楽しい総選挙になったのかなと思います。ありがとうございました」と感慨深げ。
そんな中、テレビタレントとしても活躍する小籔千豊が、今年、座長勇退を発表した件について問われると「小籔は本当に大変やったと思います。頑張って新喜劇を有名にせなアカンと思って、東京でも盛り上げてくれた。小籔は引退やと言うてますけど、会ったときに『3か月に1回、半年に1回出て、若い子を育ててくれ』と言うたら、小籔も『わかりました』と(返してくれた)」と回顧。「小籔にお願いすることがいっぱいあります」と語っていた。
