1989年公開の映画『彼女が水着にきがえたら』のBlu-rayが、9月7日に発売されることが決定した。
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当時、若者のライフスタイルやトレンドを敏感に反映させ、若い観客層の心をホイチョイ・プロダクション。前作『私をスキーに連れてって』では、ホイチョイのスタッフの趣味と実益を兼ねた作品であったのに対し、同作は“日常生活の冒険”がキーワード。マリンリゾートを舞台にOLダイバーと週末ヨット乗りの恋と冒険の話が描かれている。
主演は、『私スキ』でもヒロインを務めた原田知世。相手役に、当時は新人だったが、現在は不動の人気を誇る織田裕二。他にも、伊藤かずえ、竹内力、田中美佐子、伊武雅刀、谷啓といった豪華メンバーが出演している。監督はホイチョイ・ムービーのすべての監督を担当している馬場康夫。脚本の一色伸幸、撮影の長谷川元吉、編集の冨田功らも前作に引き続き脇を固めている。
『私スキ』『波の数だけ抱きしめて』に続いて『彼女が水着にきがえたら』のBlu-rayが発売されることで、ホイチョイ3部作がすべてBlu-rayとして揃うことになる。発売決定を受け、同作監督を務めた馬場康夫は「バブル絶頂期にスキー場と並んで空前の盛り上がりを見せていたのがマリン・リゾートです。全国でハーバー建設ラッシュが起こり、ジェットスキーが飛ぶように売れ、都会にダイビング・スクールが次々に誕生していました。『彼女が水着に着がえたら』は、そんな時代の日本の海を描いた作品です。今から考えれば信じられないようなあの時代を、この映画でご体験ください」とコメントしている。
