橋下徹、国と自治体の混乱にウンザリ「ずっと責任のなすりつけあい」 | RBB TODAY
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橋下徹、国と自治体の混乱にウンザリ「ずっと責任のなすりつけあい」

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 元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹が、11日放送の『グッとラック!』(TBS系)に出演。自治体の知事に対して異論を唱えた。


 橋下は、「政府が緊急事態宣言を出すのが遅かったと(国民は)感じていると思う」としながら、「遅いと言っても、そもそも 日本のアクセル・ブレーキシステムがポンコツなので、誰がやっても適切な判断はできない」と主張。経済対策という“アクセル”と、行動制限という“ブレーキ”の2つの基準が明確ではないため、無理だと論じた。

 さらに彼は「年末まで、『緊急事態宣言を出してくれ』と言った都道府県知事は1人もいない」とも述べ、「こういう状況で政府が緊急事態宣言を出すことは難しい」と持論。

 そして、「年明けになって急に緊急事態宣言だ、緊急事態宣言だって知事が騒ぎだした。菅さんも確かに遅かったかも分からないけれども、知事たちの判断も遅かった。日本の政治行政全部、判断が遅かった」と、責任を取りたがらない日本政治の欠陥を指摘。

 また橋下は、地域ごとの感染状況と医療提供体制の深刻度を表す「ステージ」について言及。最も低いステージ1から最も高いステージ4まで4段階に分けられているが、彼は「誰が最終判断するかは今の日本では決まっていない」と解説。「政府は『これは各知事が判断してくれ』と言っている。でも知事は『自分たちがそんな判断はできない』と、ずっと責任のなすりつけ合い」と嘆いた。

 その上で、「だから宮崎県とか宇都宮市とか、熊本市が 勝手に緊急事態宣言を出していくわけです」と、国と自治体の指揮命令系統の断絶を語っていた。
《杉山実》
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