タレント・スポーツ解説者の長嶋一茂が13日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）に出演し、新型コロナウイルス感染拡大で医療崩壊の危機に直面する北海道旭川市への旅行については、政府の観光推進策「Go To トラベル」の対象から外すべきだと訴えた。
長嶋は、旭川市への医療支援のため自衛隊の看護官が派遣されたことに触れ、「自衛隊は被災地だったり急を要する場所に派遣される方たちなので、それが派遣される所にGo Toを使って行くのは倫理的・道義的におかしい」と強調。
その上で、「局地的に、旭川に関してはいったん停止すべきだ。東京からの招かれざる客が招かざる場所で楽しめるか。少なくとも観光やレジャーで旭川に行くことに関しては、僕はGo TOに反対です」と語った。
一方で、「4月と違うのは、コロナに対する手段・方法がだいぶできてきた点だ」と指摘。海外でワクチン接種が始まったことについて「アレルギー反応とか副作用もあったりするので、日本の厚生労働省は今回もそんな簡単にはワクチンを認可しないと思う」としつつ、「その間にウイルスがどういうものか、突き詰めていくべきだ」と提言した。
《角谷》
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