市川猿之助が、3日放送の『Live News イット！』（フジテレビ系）に生出演。大ヒットしている『鬼滅の刃』について言及した。
上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は公開から17日で157億円を越え、邦画と洋画を含めた国内の歴代興行収入ランキングでは10位にランクインした。榎並大二郎アナは同作をすでに2回見に行ったそうで、2回とも同じシーンで泣いたという。
続けて榎並アナが「猿之助さんは？」と尋ねると、「まだ見ていないが、周りに『鬼滅の刃』のファンが多くてね。いずれ拝見しに行きたい」と答えた。
この後、市川海老蔵がイベントに出席したときのニュース映像が紹介された。記者から「『鬼滅』を歌舞伎でやってみようとか、そういう思いは？」と聞かれると、「（映画は）このような結果を残していて内容も素晴らしい」と絶賛。また「昨日子どもたちと見た」とも明かし、「もし歌舞伎のすそ野で進められるような話があれば良いが、特に決まっていない」と答えた。
このVTRを受けて、これまで大ヒット漫画『ONE PIECE』を題材に舞台化してきた猿之助に、加藤綾子が「どうですか？」と質問。すると彼は「作品として（歌舞伎との）親和性はある」と評価しながらも、「（歌舞伎自体が）コロナ禍で毎月の興行を開けるのが必死」と訴えた。その上で「当面、新作を生み出すことは難しいので、こういう歌舞伎化の情報は、ほぼガセネタです」と、新しく企画しようという状況ではないときっぱり否定した。
一方で猿之助は「これが実現するように、これから良い方向にいけば嬉しい」とも話していた。
