篠原涼子、報知映画賞主演女優賞の表彰式に漆黒のドレスを身にまとって登場 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

篠原涼子、報知映画賞主演女優賞の表彰式に漆黒のドレスを身にまとって登場

エンタメ 映画・ドラマ
(C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会
  • (C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会
  • (C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会
  • (C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会
 現在公開中の映画『人魚の眠る家』で主演をつとめる篠原涼子が14名のノミネートの中から第43回報知映画賞主演女優賞に輝き、18日、都内にて行われた表彰式に登壇した。


 同作は、累計110万部を突破した東野圭吾のベストセラー小説「人魚の眠る家」を原作。愛する娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦が下す決断と苦悩が描かれた、衝撃と感涙のヒューマンミステリーだ。

 満場一致で納得の表情の出席者に温かい拍手で迎えられた篠原は、漆黒のドレスをまとって登壇。劇中で篠原演じる薫子の娘で、意識不明に陥る瑞穂を演じた子役・稲垣来泉が登壇し、「おめでとうございます」と花束が贈呈されると、屈んで花束を受け取り、頬を緩め母親の顔も覗かせた。

 続いて、サプライズで監督の堤幸彦もお祝いに駆けつけ、「スタッフを代表して心からおめでとう、と言いたくて、撮影中なんですけど抜け出して来ました。初めてお仕事をさせて頂きましたが、武骨なまでの仕事ぶりに驚かされました。何よりも篠原さんが実人生をきちんと生きてらっしゃるからこそ、母親としての篠原さんが作品に出ている。何度も泣かされました。今後も我々監督や制作者の最終兵器でいてください」と堤ならではの表現で、篠原を改めて絶賛。

 さらには、原作者・東野圭吾からの「この作品の最大の謎は、瑞穂は果たして生きていたのかどうか、だと思います。解釈は人それぞれですが、映画を観た多くの人は、『あの時』まで生きていたと信じたいのではないでしょうか。もしそうなら、瑞穂に命を吹き込んだのは薫子、すなわち篠原涼子さんです。私の人魚を守ってくださり、ありがとうございました。愛と狂気の表現に感動いたしました。このたびの受賞は当然だと思います。おめでとうございます」と、お祝いコメントも、堤の代読により披露された。

 現在の心境を聞かれた篠原は、「周りの方々から、素晴らしい映画賞だと伺っていた報知映画賞の主演女優賞を、自分自身が頂けると聞いた時は本当にびっくりしました。こんな自分で良いのかな、って冷静に考えられえないくらい恐縮してしまいました。本当にありがとうございます。感謝しています。ただ、堤監督、プロデューサーの新垣さん、東野圭吾先生、キャスト・スタッフみんなのおかげでここに立たせて頂いています。みんなの熱量がこんなに高い作品は初めてでした。この気持ちを忘れないで、また素敵な作品に出会えるよう、精進していきたいと思います。今年はすごくいい1年になりました」と、心から喜びを噛みしめる一方で、今後への新たな決意を感じさせるコメントでイベントを締めくくった。
《KT》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

page top