友近が29日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演。独特な世界観のコントライブが定着するまでの難しさを語った。 今や全国公演も行われている「友近ワイド劇場」。2時間ドラマをモチーフに、友近を始め、バッファロー吾郎Aやロバート秋山竜次、ゆりやんレトリィバァらがツッコミ不在の中、延々と役を演じる人気のライブ。 他にも演歌歌手・水谷千重子として歌謡コンサートなども開いている友近は、「私のワールドは結局、ツッコミがいないんです。その世界観を皆さんで観てもらって、お客さんがツッコむ」と鑑賞の仕方を語った。 さらにこうした独特のライブについて、人々に理解されるまで「やっぱり時間がかかりました」と回想。デビュー2~3年目から単独ライブを始めていたというが、「ポップなのをすると皆さん笑ってくれるんですけど、急にツッコミがないネタをやりだすとみんなが『ボーッ』と見出して、『えっ、これ笑っていいの?どこが笑いどころ?』みたいな感じになった」と振り返った。 さらに、「私の単独ライブに来てくれるお客さんなのに、笑ってくれないなというのが7~8年続いたんですよね」と明かすと、笑福亭鶴瓶から「長い!」と一言。 「でもそのスタンスは変えたくないなと思いながら、やっていくと、徐々にそういうのが好きな人だけ残ってくれて」と、次第に認知されるようになったという。そして「最初は100ぐらいのキャパだったんですけど、今は2000人とか3000人とかのキャパでやらせてもらっている」と人気のライブになったことを明かすと、客席からも驚きの声が上がっていた。