一人焼肉をしていたらラブレターをもらった話 | RBB TODAY
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一人焼肉をしていたらラブレターをもらった話

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一人焼肉をしていたらラブレターをもらった話
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※この記事はモテないオッサン専用なので、モテ男はとっとと奥さんなりカノジョなりと幸せな時間を過ごしやがれ。

ラブレター、もらったことあります? ないですよね? ないですよねっ!? もちろん僕“も”ありません。

思えば学生時代、バレンタインデーとかいう不愉快極まりない風習に苦しめられたこともありました。2月14日は周りを警戒しながら下駄箱をチェックし、何気ない風を装いながら机の中に手を入れてガサゴソし、いや待てよもしかしたらロッカーに……と、探し物をする振りをして見つからないアレ、甘いアレを渇望した日々。家に帰るとママンがチョコを用意してくれてたりして、コレジャナイと当り散らすべきなのか喜ぶべきなのか、自分の心がもう分からない……みたいな。ラブレターなど当然もらえないわけです。

そんな僕も、齢40代半ばにしてなんと! ラブレターをもらったのです。その写真がコチラ!



いや……真実を白状しますとレシートなんですけどね。ひとり焼肉していた店でもらったんです。でもね、こんなレシート、普通客に渡します? 渡さないですよね? ていうか、もらったときに、結構ドキッとしたワケですよ。このお店、けっこう甲斐甲斐しく僕に肉を持ってきてくれた女性店員さんがいたんで、

「あの子かもたぶんあの子だあの子に違いない!」

とか、

「ハートが4つも描いてある。お店のサービスで手書きメッセージをするにしてもハートは書かないだろ普通ネコとかイチゴとかそういうのであってハートは俺だけだと思う」

とか、

「この右下のよくワカラン文字みたいなやつは!? お名前がサキちゃん? それとも崩し字で“スキ”って書いてあるのかもしらん」

と思ってこのレシートをガン見したり逆さにしたら「スキ」って書いてあるかもと逆さにしてみたり……。

まあ実際のところ、お店のサービスの一環だと思うんです。チェーン店ながらフレンドリーな雰囲気のいいお店で、もしかしたらアルバイト同士、もっとお客さんに親しんでもらおうってことで、ちょっとした心配りをしてくださったんだと思うんです。でもね、フロアのお仕事で忙しい中、ちょっとした心配りだって、それ相応の負担にはなるわけで、もらったこっちも心が温かくなりますよなあ。

と、冷静になったところでやっぱり思うんです。「待てよレシートをこすると連絡先の電話番号が浮かび上がる仕組みかもしれんし再訪すると連絡先がもらえるシステムかもしれん!」と。

実はこのレシート、もらったときに嬉しくなって写真を撮ったものの、そのあとずーっと忘れていまして。当時からすでに3年も経過しています。先日写真を整理していたらひょっこり見つけたんですよねぇ……。あのときの真実や如何に? というわけでタイトルに偽りありで申し訳ない記事でしたが、確かにラブレターではないものの、なんかこう「ラブレシート」みたいな感じで、新しい愛の形かもしれない! と思いつつ、また一人(独り?)焼肉に行こうと決めた私なのでした。皆さんもレシート、チェックしたほうがいいですよ?
《吉川》
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