【デジージョ レポート】音楽が後頭部から聞こえる!? 周囲の音と共存できる「Xperia Ear Open-style CONCEPT」 | RBB TODAY
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【デジージョ レポート】音楽が後頭部から聞こえる!? 周囲の音と共存できる「Xperia Ear Open-style CONCEPT」

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メガネの邪魔になりません! ジムで運動したらどうなるか気になります
  • メガネの邪魔になりません! ジムで運動したらどうなるか気になります
  • 充電は専用ケース内で行います
  • 本体にはセンサー内蔵。音は音導管で伝えられますが、イヤーピースには穴が空いています
  • Xperia Ear Open-style CONCEPT
  • 女性スタッフの装着イメージ。アクセサリー感覚で身につけられそうです。耳たぶが大きい方はちょっと大変かも!?
 1月9日から12日まで、ネバダ州ラスベガスで国際家電見本市「CES 2018」が開催されました。一般公開はされていませんが、会期中の来場者数17万人、出展社数は約4,000、取材に集まる記者は7,000人超と言われる大規模な展示会です。人や生活にまつわるあらゆる製品のテクノロジーが一同に会し、ここを足がかりに成長する企業も少なくないといいます。

 そんなCESですから、ユニークな製品に出会う機会も多いものです。その中で早く使ってみたいと思った製品の1つが、ソニーのブースで見た「Xperia Ear Open-style CONCEPT」です。

Xperia Ear Open-style CONCEPT
Xperia Ear Open-style CONCEPT


 これはBluetoothでスマートフォンと接続し、音楽再生などができるワイヤレスイヤホン。「Xperia Ear」といえば音声で操作できる片耳だけのアシスタントデバイスXperia Ear(http://www.sonymobile.co.jp/product/smartproducts/xea10/)がすでにリリースされていますが、本品はその進化系として開発されているとのこと。2017年3月のMWCや、同年9月に開催されたIFAでもすでに展示されていたようですが、私自身は今回その実機に初めて触れることができました。

 この「Xperia Ear Open-style CONCEPT」は、装着方法と聞こえ方に大きな特徴がありました。

本体にはセンサー内蔵。音は音導管で伝えられますが、イヤーピースには穴が空いています
本体にはセンサー内蔵。音は音導管で伝えられますが、イヤーピースには穴が空いています


 まず装着方法ですが、耳の上にかけるのではなく、耳たぶを挟むようにするのです。最初はちょっと戸惑いますが、慣れるとスムーズに装着できるようです。本体は耳の下にくるため、イヤホンをつけながらメガネもかけられます。耳たぶを挟むので、完全セパレートのワイヤレスでも落下しにくいというメリットもありそうです。

女性スタッフの装着イメージ。アクセサリー感覚で身につけられそうです。耳たぶが大きい方はちょっと大変かも!?
女性スタッフの装着イメージ。アクセサリー感覚で身につけられそうです。耳たぶが大きい方はちょっと大変かも!?

メガネの邪魔になりません! ジムで運動したらどうなるか気になります
メガネの邪魔になりません! ジムで運動したらどうなるか気になります


 そして聞こえ方ですが、これが驚き! 音は本体から伸びる音導管によって伝えられているようですが、耳の中に響いているはずなのに、実際は後頭部の上のほうから降り注ぐように聞こえるのです。しかもイヤーピースに穴が空いているため、環境音がそのまま聞こえます。

 耳の穴が塞がれていないので圧迫感もありません。イヤホンやヘッドホンを使いながら会話するとありがちな大声になることもなく、自然な話し声で会話ができました。

 さらに、本体のタッチ操作によって曲の停止や再生、スワイプによるボリュームが変えられるほか、加速度センサーによって首を左右に振るなどのヘッドジェスチャーで曲を変えられます。充電は専用ケースで行う模様。ケース自体にはType-Cの端子がありました。

充電は専用ケース内で行います
充電は専用ケース内でおこないます


 ソニーモバイルによれば、Xperia Earと同様にSony Agent Technologyを搭載し、音声によるアシストを想定しているスマートプロダクトとのこと。

 「ステレオ再生が可能な構造により、音楽を楽しむことも両立できるコンセプトとして開発を進めております」(ソニーモバイル広報)

 まだ具体的なリリース日や価格は未定だそうですが、これは早く使ってみたいですね。今後の動向を要チェックです!


デジージョ:すずまり(フリーライター)
執筆したデジージョ:すずまり(フリーライター)

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《すずまり》
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