さらに簡易なジェスチャー入力にも対応しており、無償で提供される管理・コンフィグアプリ「BIRD App」からジェスチャー入力をオンにすると、入力デバイスを装着した手を左右にスワイプしてプレゼンテーションのページをめくったり、ソフトボールを投げるように下から上にすくい上げる動作でプレゼンテーションを開くといった操作が可能だ。なお、アプリはWindows PC版が同時にリリースされ、続いてAndroid、Mac、iOSの順に提供していく計画があるという。同社のスタッフによれば「将来はAndroid TVのプラットフォームにも対応できるようになる予定。大画面テレビのメニュー画面がBIRDで直接動かせるようになる」というプランもあるようだ。 入力デバイスは最長9時間の連続使用に対応する。本体を指から外してテーブルの上などに置くと、自動的にスタンバイ状態に切り替わるパワーセーブモードも備えた。商品パッケージには入力デバイスを5回フル充電にできる専用クレードルも付属する。クレードルによる本体の充電は30分で満タンになる計算だといいう。 同梱されるセンサーユニットはUSB端子でデータプロジェクターなどのディスプレイデバイスに接続する。そのバッテリーはプロジェクターなどの機器からバスパワー給電する格好だ。Ben-Zeev氏は、「すでにビジネスや教育現場にインストールされている多くのプロジェクターが、BIRDを導入するだけで簡単にインタラクティブツールに早変わりする。今後はディスプレイ機器のメーカーとも積極的にパートナーシップを構築しながら、BIRD対応の機能をプリインした製品なども実現したい」と意気込む。 Ben-Zeev氏は「私たちはBIRDにより、タッチスクリーンを最発明した。プロジェクターによって投写された100インチ超の画面が“タブレット”に早変わりする感覚」と自社製品BIRDの革新性をアピールする。 今後のBIRDの展開についても壇上でコメントした。Ben-Zeev氏は「例えばAR/VR産業にもコラボレーションを呼びかけたい。VRヘッドマウントディスプレイで見る映像を、BIRDで触れながら操作できるようになればユーザーメリットにつながる」としたほか、ドローンを今よりもっと簡単に操作できるコントローラーとしてもBIRDが有用なデバイスであると語る。 発表会場では、CEOのParham氏が現在開発を進めるドローンのコントローラーアプリケーションとともに、BIRDによるクアッドコプター型ドローンの操作を実演。ハンドジェスチャーによりドローンを上昇・下降、左右に移動させながら動かしてみせた。「BIRDはベーシックな人間の動作をそのままドローンに伝えてくれるので、とても直感的な操作感覚をかなえてくれるだろう」とParham氏。ほかにもIoT機器やスマート家電をBIRDから直接操作するような、パートナーシップの拡大とソフトウェアの開発にも力を注いでいきたいとした。
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