「無理手や悪手を再検討する動きも」……人工知能・アルファ碁に、人間側が初勝利
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第四局では、李世ドル氏が78手目に妙手を打ち、続くアルファ碁の79手目が決定的な失着になったという。最終的にアルファ碁は180手を受けて投了した。
解説の宋泰坤9段は「囲碁棋士の間では、アルファ碁のユニークな手を目の当たりにして、囲碁に新たに目覚めたと話す棋士もいました。これまでに無理手や悪手と考えられていた手を再検討する動きもあり、アルファ碁は囲碁を既存の枠組みに囚われず考えなおす機会を与えてくれたと思います」とのコメントを寄せている。
ここまでの試合を見たプロ棋士からは、アルファ碁(の打ち筋)について、「よくわからない」「不気味」といった感想さえもれていた。つまり、従来は最善手として定石となっていた手筋、人間のほうが優れているとされていた大局観といった部分について、あらためて見直す余地があったということだ。アルファ碁は、数千年分の試合をすでにこなしている存在であり、そこから導き出された知見が、新たに囲碁の戦略に採り入れられる意味合いは大きい。宋泰坤9段の指摘は、それを裏付けるものだ。
最終局となる第五局は、明日3月15日に行われる。
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