無線機なのに頭部も守る!ヘルメット型防災用無線機 | RBB TODAY
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無線機なのに頭部も守る!ヘルメット型防災用無線機

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無線機、ヘルメット、LEDライト、FMラジオ、地震感知センサーと1台で5つの役割を果たすヘルメット型防災用無線機「SAGA-D」の展示(撮影:防犯システム取材班)
  • 無線機、ヘルメット、LEDライト、FMラジオ、地震感知センサーと1台で5つの役割を果たすヘルメット型防災用無線機「SAGA-D」の展示(撮影:防犯システム取材班)
  • 各種操作ボタンはヘルメットの側面に集約されている。。無線機というと操作の複雑さを連想するが、直感的に使える操作系となっている(撮影:防犯システム取材班)
 エコリカは、東京ビッグサイトで開催されていた「第8回 ライトテック EXPO」にて、GigaTera Japanが販売元となるヘルメット型防災用無線機「SAGA-D」のデモ展示を行った。

 一般的に無線機といえば、手に持つハンディタイプのトランシーバを思い浮かべることが多いが、同製品は、ヘルメットに無線機としての機能を集約することで、ハンズフリーでの運用を可能にできる点が特徴となる。

 無線機としては、特定小電力無線用の周波数帯(422.0500~422.3000MHz)及び、出力(10mW)のため、免許不要で誰でも使うことができる。通信可能距離は、見通しで約2kmで、都心部なら300m、建物内なら100m。

 また、防災用ということで、ヘルメットとして頭部を保護し、LEDヘッドライトやFMラジの受信機能、、地震感知センサーも備える。オプションでは、ビーコンを用いた遭難者救助信号の送受信にも対応する。

 想定する導入先は、公共施設、自主防災組織、消防団、保育施設、学校、病院、高齢者施設など。通信距離の制約はあるものの、災害時には繋がりにくくなる携帯電話の代わりに、周辺の人々との情報共有や連携が可能だ。

 また、自治会などが行っている地域の防犯パトロールの装備品として活用し、使い方に慣れておけば、災害時のスムーズな運用に繋げることもできるだろう。

 電源は外付けバッテリーを使い、LED照明のみの使用時間が38時間、FMラジオ受信のみの使用時間が43時間、無線機待機モードでの使用時間が159時間(無線機として使用した場合は93時間)となっている。

 価格は、オープン。各種ネットショップでは6万円前後で販売されている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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