アクシス、HD対応ドーム型PTZカメラのエントリーモデルシリーズに新製品を投入

エンタープライズセキュリティ

2015年8月21日（金） 18時58分

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屋内用の「AXIS P5514」「AXIS P5515」。見た目は同じだが解像度が異なる（画像はプレスリリースより）

　アクシスコミュニケーションズ（アクシス）は、HD対応のドーム型PTZカメラにおける普及価格のエントリーモデルとして展開する「AXIS P55 シリーズ」に、720p解像度の「AXIS P5514／P5514-E」と1080p解像度の「AXIS P5515／P5515-E」を新たに追加することを20日に発表した。

　ミッションクリティカルな「AXIS Q61シリーズ」、価格性能比を重視した「AXISP56シリーズ」など意欲的に新製品の発表を行っているアクシスだが、今回発表された4製品はユーザーのニーズが高いHD画質のネットワークカメラに12倍光学ズームを搭載し、屋内用の「AXIS P5514／AXIS P5515」がIP51等級、屋外用の「P5514-E／P5515-E」がIP66保護等級に準拠した価格競争力のあるエントリーモデルという位置づけとなる。

　普及価格モデルへのインテリジェント機能の導入＆強化を進めている同社だが、本製品もその流れを継承。音声検知、人物やモノを検知してズームする機能を搭載し、さらにカメラに映像分析を行うためのアプリケーションをカンタンにダウンロードできる体制を備えている。

　屋内用の「AXIS P5514」「AXIS P5515」がショッピングモールやホテルといった商業施設での映像監視、屋外用の「P5514-E」「P5515-E」が、駐車場、屋外展示場、学校・教育施設のグランドなどの映像監視を想定した製品となる。

　いずれの製品も9月上旬くらいから出荷開始が予定されている。

《防犯システム取材班／小菅篤》